2010年2月12日金曜日

読書(52) ☆☆☆☆☆ 赤めだか 立川 談春著

【今日の出来事】
 今日は横浜に日帰りの出張でした。新幹線の往復。暖かいとおもいきや。寒かったです。
 本日は2冊の本のご紹介。1冊目は立川談志さんの弟子の立川談春さんの著書から。
 これ感動しました。

【本の紹介】
 (52) 赤めだか 立川談春著 扶桑社  
      


 【本の構成】
  第1話  「これはやめとくか」と談志は云った。
  第2話  新聞配達少年と修行のカタチ
  第3話  談志の初稽古、師弟の想い
  第4話  青天の霹靂、築地魚河岸修業
  第5話  己の嫉妬と一門の元旦
  第6話  弟子の食欲とハワイの夜
  第7話  高田文夫と雪夜の牛丼
  第8話  生涯一度の寿限無と五万円の大勝負
  特別篇 その1 揺らぐ談志と弟子の罪  -立川流後輩達に告ぐ
  特別篇 その2 誰も知らない小さんと談志 -小さん、米朝、ふたりの人間国宝

  という構成でなっている。
   

 【印象に残ったところ】
  前の前座修業という本でも記載したが、私は落語をほとんど知らない。天才立川談志さんの
  元に弟子入りした談春さんが、師匠と接してきたエピソードを書いているこの本に、強烈に
  吸い込まれていった。対話するというか、映画を見ているような感覚であった。
  そして読み終わった後は、疲れた。著者の2つ目、真打ちと経ていく苦労が伝わってくるという
  か強烈にイメージできた。

  落語ってなんなんだろう? 

  深みがある。これぞ日本の文化なのだろうきっと。つらい思いをして修行して
  自分なりの理解をしながら落語を極めていく過程。そのプロセスには、圧倒される。
  決して真似のできない世界。

  私は昨年「情熱大陸」という番組で、著者を知った。本の紹介もあり、読みたいと思っていた。
  そして、やっと図書館で出会えた。

  そして、なーんにも現在わからないけれど、落語を聞いてみたいと思った。
  
  これも図書館で出会った一冊!ありがと!

  


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