2010年2月27日土曜日

読書(68) ☆☆☆ 落語論 堀井憲一郎著

【今日の出来事】
 今週はどたばたしました。今回導入したものが、最後の最後でトラブル発生。
 でもみんなで力を合わせて、それをなんとか乗り越えました。

 お世話になっている師匠のおかげです。
 人のミスを責めず、協力して治す。そんな組織もいいもんだなと思いました。
 そして師匠にはまたもお世話になりました。ありがとうございます。
 人の大きさを感じた日でした。ツイてます。いつか必ずそんな役割になりたい。

 本日ご紹介する本は、マイブーム 落語に関する本

【本の紹介】
 (68) 落語論 堀井憲一郎著 講談社現代新書
    


 【本の構成】
  第1部 本質論
    1 ライブとしてのみ存在する
    2 意味の呪縛を解く
    3 落語はペテンである
    4 客との和を以って貴しとなす
  第2部 技術論
    1 落語は歌である
    2 音の出し方のポイント
    3 「間」が意味するところ
    4 ギャグとテンポ
    5 うまさの普遍的な基準はない
  第3部 観客論
    1 好き嫌いからしか語れない
    2 落語の多様性
    3 嫉妬という名の原動力
    4 集団で同じ方向にトリップする
    5 落語が教えてくれたこと
  あとがき

  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  マイブームの落語。少しずつ研究している。日本の文化。形があるようでない。
  不思議な文化だ。咄家から咄家へと伝わっていくこのスタイルは独特な個性や歴史を持つ。
  そんな落語のことを分析しているのはこの著書だ。

  著者は5年で8000あまりの落語を聞いたという。そんなにあるのだ。そして
  それを聞く著者はすごい。

  今  古今亭志ん朝さんの落語をオーディオで聞いている。
  生活感あふれ、そして、何人もの人を演じ、噺に引き込まれていく。しばらく
  研究を続けたい。

  何の研究か?日本の文化。聞いている人を引き込む はなし方。
  

 出会えた本に感謝。

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