2012年1月20日金曜日

読書(10/365)★★★★ 負けない技術 桜井章一著


【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、負けない技術 の話。

【本の紹介】
  (10/365) 負けない技術 桜井章一著 講談社+α新書

 【本の構成】
  はじめに
  第一章  「負けない」は「勝つ」より難しい  
  第二章  「負けない」ための技術  
  第三章  強くなるには、どうすればいいか?  
  第四章  逆境を突破する力  
  第五章  人はだれしも無敗になれる
  おわりに

  という構成となっている。

 【キーワード】
  負けない技術 とは?   

 【くまの感想】
  「勝つ」ことと、「負けない」こととは、違うと筆者は言う。
  そして、耳を澄まして集中する とそこには違う世界が
  現れるという・・・

  ■引用メモ■
  ”いい間合い”を取るには、相手との距離感やリズム
  といったものが大切な要素となってくる。ギリギリの
  距離感を保ちつつ、一瞬の隙を突く。そういう攻撃を
  するには、”いい間合い”を取っておかなければならない。

  ⇒ これはまさに真剣勝負の空間なのだ。

  ■引用メモ■
   今でこそ「美しい戦い」を望んでいる私だが、若いころ
   はもちろん、勝つことにこだわりをもって麻雀を打っていた。
   しかし、いつからか勝ち続けること、「勝ち」にこだわり
   続けることに虚しさを感じるようになった。勝利の裏には
   敗者の悲しさがあると感じたからである。

  ⇒ 敗者の悲しさ。なんとも面白い表現である。

  ■引用メモ■
   じつは、勝負に負けない秘訣は”目”ではなく、”耳”にある。
   相手や全体の流れを目で見るように追うのではなくて、耳
   を澄ませるようにして感じるのである。

   ⇒ この文は、とっても印象に残り、不思議な感覚を味わせ
    くれる。耳を澄まして感じること。

  負けない ことの本当の意味を教えてくれた1冊だった。


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

0 件のコメント: