【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、会社はだれのものか という本。
【本の紹介】
(2/365) 会社は誰のものか 佐高 信著 角川文庫
新版 会社は誰のものか (角川文庫) 佐高 信 角川書店 2005-09-22 売り上げランキング : 814883 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
新版へのまえがき
序章 会社主義
第1章 西武鉄道グループ
第2章 企業世襲の研究
第3章 住友グループ
第4章 銀行の使命
第5章 会社は誰のものか
第6章 「逆命利君」の精神
解説 大塚 将司
という構成となっている。
【キーワード】
会社はだれのものか?
【くまの感想】
この本を読むと、もう日本の古い体質は捨て去るべきだと
痛感する。いまだにそこにすがる人たちが多いのだとも思う。
会社はだれのものか?
経営者は、会社を私物化する傾向にあり、それを暗黙の了解として
まわりも認めている。
そんなことをやっていては、世界から取り残されてしまう。
(すでに取り残されている感はあるが・・・)
■引用メモ■
佐高氏は日本のサラリーマンにとって最も必要なのは「逆命利君」
の精神だと説く。「逆命利君」は「時には上からの命令に逆らっても
思うところの意見を述べるのが忠だ」という意味である。しかし、
佐高氏が「逆命利君」を説き出して10年以上も経つのに、未だに
「逆命利君」の精神で行動するサラリーマンは皆無に近い。
→ この本は、7年前に発行されている。それでも今もなおその
状態は続いているのではないだろうか? この本はそんな企業体質
をありありと伝えてくれている。
今、まさに変わるべき時が来ているのではないだろうか?
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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