2012年1月5日木曜日

読書(2/365)★★★ 会社は誰のものか 佐高 信著


【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、会社はだれのものか という本。

【本の紹介】
  (2/365)  会社は誰のものか 佐高 信著 角川文庫
新版 会社は誰のものか (角川文庫)新版 会社は誰のものか (角川文庫)
佐高 信

角川書店  2005-09-22
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 【本の構成】
  新版へのまえがき
  序章   会社主義
  第1章  西武鉄道グループ
  第2章  企業世襲の研究
  第3章  住友グループ
  第4章  銀行の使命
  第5章  会社は誰のものか
  第6章  「逆命利君」の精神
  解説 大塚 将司

  という構成となっている。

 【キーワード】
  会社はだれのものか?   

 【くまの感想】
  この本を読むと、もう日本の古い体質は捨て去るべきだと
  痛感する。いまだにそこにすがる人たちが多いのだとも思う。

  会社はだれのものか?

  経営者は、会社を私物化する傾向にあり、それを暗黙の了解として
  まわりも認めている。

  そんなことをやっていては、世界から取り残されてしまう。
  (すでに取り残されている感はあるが・・・)

  ■引用メモ■
   佐高氏は日本のサラリーマンにとって最も必要なのは「逆命利君」
   の精神だと説く。「逆命利君」は「時には上からの命令に逆らっても
   思うところの意見を述べるのが忠だ」という意味である。しかし、
   佐高氏が「逆命利君」を説き出して10年以上も経つのに、未だに
   「逆命利君」の精神で行動するサラリーマンは皆無に近い。

   → この本は、7年前に発行されている。それでも今もなおその
    状態は続いているのではないだろうか? この本はそんな企業体質
    をありありと伝えてくれている。

  今、まさに変わるべき時が来ているのではないだろうか?

   

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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