2012年1月20日金曜日

読書(9/365)★★★★ 会社の品格 小笹芳央著


【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。2012年も始まり、あわただしさが
 戻ってきたような1週間でした。

 でもリフレッシュできてうれしい。
 
 今日の横浜は、朝から雪が降っていました。雪を見ると
 不思議といいことがある。

 そんなジンクスが私にはあります。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今日からお休み リフレッシュできて「よかった」

【本の紹介】
  (9/365)  会社の品格 小笹芳央著 幻冬舎新書

会社の品格 (幻冬舎新書)会社の品格 (幻冬舎新書)
小笹 芳央

幻冬舎  2007-09
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 【本の構成】
  はじめに
  第一章  今、会社の品格が厳しく問われている  
  第二章  組織の品格  
  第三章  上司の品格  
  第四章  仕事の品格  
  第五章  処遇の品格  
  第六章  経営者の品格、社員の品格
  おわりに
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  会社の品格 とは? 

 【くまの感想】
  ・・・の品格 流行りました。
  しかし、この本は組織で働く人は読むべきだと痛感
  しました。当たっている。そして、これからどうすべきか?
  どう組織が変わっていくか?そんなヒントをくれるから・・・

  ■引用メモ■
  みなさんにとって、国を心配し、国家の品格について語る
  ことももちろん大事です。しかし、もしかすると、もっと身近
  にある「会社」の品格について語るほうが、この国を変えて
  いく力を持てるのではないか。そう思うに至ったのです。

  ⇒ 会社に所属する人間としては大変興味深いテーマである。

  ■引用メモ■
  このときの「組織の人格」とは、第一章でも触れた、複数の
  人間が集まることによって醸し出される”体質”や”空気”の
  ようなものを指します。1+1の合計ではない。非連続な
  生命体として、生まれてくるもの。そしてこれこそ、不祥事
  を引き起こす要因のひとつとなりうる危険なものです。社会
  との感覚がズレやすく、やっかいで、危ない存在でも
  あるのです。

  ⇒ この言い回しは、とっても印象的であり、イメージできる。

  ■引用メモ■
  100人がフラットな組織なら、4950本に膨れ上がり、複雑
  性が増大していた「間」の本数を、10のチームと10人の
  リーダーを作ることによって、495本に縮減することができる
  わけです。結果として、みんなの仕事がやりやすくなる。
  指示、命令がきちんと統一できる。組織として環境適応や
  内部統合をしやすくなる。これが、もともとチーム制、および
  管理職という上司の根源的な機能なのです。

  ⇒ なるほど、大納得である。うまく考えられたシステム
   であり、人間だからこそできるのではないだろうか?

  ■引用メモ■
  つまり、現代のマーケットは、「機能」よりも「意味」を
  求めているのです。

  ⇒ これについては、イメージはまだ完全にできていないが
   とっても印象に残った一文なのだ。

  ■引用メモ■
  もはや年功制は限界に来ています。後払いのシステムでは
  なく、その都度、きちんと清算していくべきなのです。年功制
  や退職金というものは、本来支払うべき報酬を、会社が社員
  を縛るために預かっていたものだったということを、再認識
  するべきです。

  ⇒ これについては、まさに同意見である。この日本の独特
   のシステムには、しがみついていては国際的にも遅れて
   しまうではないだろうか?

  
  この本は、会社に所属していると納得できる。そして日本特有の
  現象を言い表して言えるともいえるのではないだろうか?


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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