2012年1月31日火曜日

読書(17/365)★★★★ 生きる読書 群ようこ著



【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今日は仕事で韓国ソウルに泊しております。
 ソウルの金浦空港に着くと雪景色でした。

 寒いです。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今年初の韓国出張、やる気も出ているので「よかった」
  ■ 韓国での雪景色をみて満喫できて「よかった」

【本の紹介】
  (17/365) 生きる読書 群ようこ著 角川ONEテーマ21

生きる読書 (角川oneテーマ21 (B-2))生きる読書 (角川oneテーマ21 (B-2))
群 ようこ

角川書店  2000-12-01
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 【本の構成】
  ダダモ
  手仕事
  一人一人が考える
  婦人雑誌
  ひと月六十二冊
  老いる
  モデル
  三味線
  本代
  古書
  ネコと暮らす
  脳と緊張感
  物欲
  理想の人
  痛みと安らぎ
  「廣津里香」という生き方
  新年
  フリーマーケット
  雪の日
  女の冬
  体内映像
  犬、治療中
  車の運転
  海苔

  という構成となっている。

 【キーワード】
  生きる読書 とは?
   


 【くまの感想】
  とっても自由でいい。著者 群ようこさんの読書に対する考えを
  聞くことができておもしろい。こんな取り組み方もあるのだな。
  自由、うらやましい。

  ■ 引用メモ ■
   私はこの体験(モデル)にショックを受けた。機会を与えてくれた
   人々に感謝したくなった。経験するということはすごいことなんだ
   とあらためて考えた。若いころは勢いで経験することもあるが、
   中年になるとなかなかそうはいかない。たしかに本を読むと
   経験できないことを追体験できる。しかし私は子供のころから
   本を読み続けていたために、文字の上での追体験が新鮮では
   なくなっていたのかもしれない。やはり頭の中の体操と、体
   で感じる体験とは、どちらがいい悪いではなく、やはり違うのだ。

   → この考えは興味深いものがある。本の良さ、実体験の良さを
    明確に示してくれている。

  ■ 引用メモ ■
   1998年の正月は、私が40代に突入して、4度目に迎えた正月
   である。30代のころは正月がくると、
   
   「またひとつ年をとるのか」
    
   とがっかりした。1年はとても早い。本当にあっという間に過ぎて
   いくのだ。ところが、40歳を過ぎてから、そんな気持ちはだんだん
   薄れていった。それよりも、

   「無事に新年を迎えられてよかった」

   と思うようになったのである。

   → これは読書というよりも人生観、歳を経ていきその感覚の
     違いをうまくいいあらわしている。

   著者 群ようこさんの自由な読書スタイルはとっても興味深い
   ものがある。少しうらやましく感じた。


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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