【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。今週は月曜日が休みだったことも
ありあっという間な感じがしました。
そして、珍しく、国内での仕事でした。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も順調で「よかった」
【本の紹介】
(193) 超・格差社会 アメリカの真実 小林由美著 日経BP社
超・格差社会アメリカの真実 小林 由美 日経BP社 2006-09-21 売り上げランキング : 151211 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第1章 超・格差社会アメリカの現実
-「特権階級」「プロフェッショナル階級」「貧困層」「落ちこぼれ」
第2章 アメリカの富の偏在はなぜ起きたのか
-ウォール街を代理人とする特権階級が政権を
コントロールする国
第3章 レーガン、クリントン、ブッシュ・ジュニア政権下の富の移動
① レーガノミックスのトリック
② クリントン政権
③ ブッシュ政権とイラク侵攻
第4章 アメリカン・ドリームと金権体質の歴史
-自由の国アメリカはいかにして階級社会国家となったのか?
① アメリカ植民地の特権階級
② 独立戦争とアメリカ建国
③ 南北戦争
④ 戦後の復興と好況時代
⑤ ”進歩派”の台頭と第一次世界大戦
⑥ 大恐慌とニューディール
⑦ 第二次世界大戦とアメリカ経済の繁栄
⑧ まとめ
第5章 アメリカの教育が抱える問題
-なぜアメリカの基礎教育は先進国で最低水準となったのか?
第6章 アメリカの政策目標作成のメカニズムとグローバリゼーション
の関係
- シンクタンクのエリートたちがつくり、政治家たちが国民に
説明するカラクリについて
第7章 それでもなぜアメリカ社会は「心地よい」のか?
-クリエイティビティが次々と事業化されてくる秘密
第8章 アメリカ社会の本質とその行方
-アメリカ型の資本主義市場経済が広がると、世界はどうなるのか?
おわりに
という構成となっている。
【キーワード】
アメリカの真実とは? 【くまの感想】
この本は2006年に出版されたものである。
しかし、アメリカは5年後もあまり変わっていないのではないか?という
ことがよくわかる。
いいのか、悪いのか?世界をリードする国アメリカ。
理不尽なところもあるのは誰もが知っている事実である。
■引用メモ■
アメリカに住んでいると、この国は、4つの階層に分かれた社会
だとつくづく思う。その4階層とは、「特権階級」「プロフェッショナル階級」
「貧困層」「落ちこぼれ」である。
→ 「中流階級」がいないのだ。その理由はこの本で書いてある。
「プロフェッショナル階級」と「貧困層」に2分化したというのが
著者の主張である。これはある意味、日本の将来にも通じる
、いや既に始まっているのではないだろうか?
■引用メモ■
自由・平等・民主主義を標榜し、自由競争で活発な市場経済を
誇る国アメリカ。でもそこにあるのは、封建国家まがいの超・格差
社会。それでも人々は明るくて元気で、科学やビジネス、技術、
スポーツ、芸術など、さまざまな分野でクリエイティビリティが発揮
され、そこで生まれたアメリカン・スタイルは依然として世界中に
波及し、多くの国でさまざまなアメリカナイズ現象が続いている。
⇒ これが本書で一番いいたかったことなのだ。詳細は本書にて。
いいのか?悪いのか?私には結論が出せないが、世界の
主導となっていることは確かなのである。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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