2011年7月13日水曜日

読書(185)★★★ これだけ違う!日本人と驚きの中国人 弘兼憲史著

【今日の出来事】
 おはようございます。昨日の夜から中国の深圳に来てます。
 仕事とはいえ、いろんな体験ができるといいな。
 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 出張体験 コツコツ積み上げられているので「よかった」

【本の紹介】
  (185)  これだけ違う!日本人と驚きの中国人 弘兼憲史著
      WIDE SHINSYO
これだけ違う!日本人と驚きの中国人 (WIDE SHINSHO)これだけ違う!日本人と驚きの中国人 (WIDE SHINSHO)
弘兼 憲史

新講社 2008-08
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 【本の構成】
  まえがき 日本人は「おにぎり」? 中国人は「チャーハン」?
  第1章  「中国式」人間関係って何?
  第2章  よくも悪くも面白い「チャーハン」的な人間関係
  第3章  「義理人情」と「利」ではどっちが重いか?
  第4章  そろそろ気の向くままに生きてみないか
  第5章  反面教師としての中国人のルール
  第6章  人生「馬馬虎虎」でいいじゃないか
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  日本人と中国人
   
 【くまの感想】
  今年になり、中国にしょっちゅう来ているのでこの本の
  テーマは興味深かった。

  そして、課長 島耕作 の作者である弘兼憲史さんの
  著書とあれば読まないわけにはいけない。

  著者は中国人と日本人を最初にこうたとえている。

  ■引用メモ■
   日本人と中国人はまるで水と油のように性格が異なる。
   日本人は言いたいことも言わず、ぐっと腹に収めるのが
   美徳とされるウェットな民族だ。
   一方中国人は、あけすけでドライ。本音と建て前を使い
   分けるなどということはせず、本音の一本勝負でくる。

   ⇒ なるほど。確かに中国人はいい意味で本音でくる
      ことを感じる。中国で仕事をしたあと日本で仕事を
      するとなんだかまどろっこしくなるときがある。

  ■引用メモ■
   たとえば、いくら銀行が大資本だとはいえ、自分とは
   関係のない世界で機能しており、頭取とも友だち関係
   にはない。そんなところに金を預けるより、友だちに
   貸す方がよほど信用がおける。彼ら(中国人)はそう
   考える。

   ⇒ 今でもそうなのだろうか?その雰囲気はある。

  ■引用メモ■
   中国に「割り勘」という概念はない。食事に行こうと
   誘った人がお金を払うと決まっている。だから、道で
   偶然会った顔見知りの人に何気なく「食事に行こう」
   などと声をかけると、声をかけた人がお金を払わなく
   てはならなくなる。

   ・・・・中略・・・・・

   支払いの時必ずと言っていいほど、「いくらだったの
   ですか」と聞かれるそうだ。

   ・・・・中略・・・・・
 
   「それは安かったのですね」というのだそうだ。


   ⇒ これは中国独特の褒め言葉なのだそうだ。これには
      驚いた。今まで気付かなかった。最後の安かったですね?
      という言葉は日本人が受け取ると嫌味に聞こえるが、
      中国ではうまくやりくりしているというほめ言葉なのだそうだ。
      この感覚の違いは非常に興味深い。


  私からすると、中国人の行動、生活様式、文化は非常に興味深い。
  日本人とやっぱり違うのだ。多くの人たちでもまれ逞しい中国
  彼らのバイタリティーには無限のものを感じる。
 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

文化は何が正しいとか正しくないとはいえないので,お互いが尊重しあうことが大切ですね。
みーやんより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさんへ
 コメントありがと。
 おっしゃるとおりです。

 最近中国人っていいところも
 あるなって思い始めました。

 by Kuma