【今日の出来事】
みなさん。こんにちは。暑い日が続きますが、がんばりましょー。
夏を味わいたいものですね。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 暑いけれど、夏を味わえているので「よかった」
【本の紹介】
(177) 年収崩壊 森永卓郎著 角川SSC新書
年収崩壊―格差時代に生き残るための「お金サバイバル術」 (角川SSC新書) 森永 卓郎 角川SSコミュニケーションズ 2007-10 売り上げランキング : 66024 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第1章 崩壊する日本人の年収
第2章 格差社会がライフスタイルを変えていく
第3章 格差社会は広がっている
第4章 あなたを守るための資産運用
第5章 定年後、楽しく生きるための知恵と工夫
おわりに
という構成となっている。
【キーワード】
年収崩壊とは?
【くまの感想】
この本は、2007年に書かれているものである。それから4年
経っているわけだが、その観点から、森永さんの主張を見るのは
とっても面白いのである。
■引用メモ■
基本養育費(食費・医療費・小遣いなど)が1640万円となって
います。これに学校養育費(学費、けいこごとなど)が1345万
~4424万円加わりますから、基本養育費と学校養育費を
合わせた総費用は、すべて公立校に進学して最もお金のかから
ないケースでも2985万円、私立の医歯系に進学する最もお金
のかかるケースでは6064万円という結果になっています。
このほかに、子ども部屋を作るコストや結納金、結婚披露宴の
費用の援助などさまざまなコストがかかります。そのコストを
1000万円とみても、子どもを一人持つことのコストは、最低でも
4000万円かかるということになります。
⇒ 著者の色んな統計からみる考察・分析は興味深い。
まさに「へぇー」なのだ。
■引用メモ■
市場原理が貫徹している自由業の報酬の決まり方を私は
「100倍の法則」と呼んでいます。自由に報酬が決まる市場
原理の世界では、一流と二流の間に100倍の報酬格差が
つくからです。
⇒ 著者はこのあと、自由業以外のサラリーマンにもこの影響が
出てくるのでは?というコメントもありました。
こうした世の中では、強者はますます強くなり、弱者はどんどん
弱くなっていく。つまり、「勝ち組」と「負け組」に分かれていく。だから
こそ、「これからは負け組みに転落しないように、勝ち組めざして
がんばりましょう」という話が出てくるのです。
⇒ 中国は一歩早くこの減少が起こっているのかもしれない。
そして、勝ち残ったとしても、幸せになれるとは限りません。お金を
持てば持つほど失うのが怖くなるからです。私の知っている勝ち組
の人たちは、おしなべて不安を抱え生きています。
⇒ なるほど。
■引用メモ■
世間のトレンドとは違っても、自分なりの好きなものや、好きなこと
を見つけ、その喜びを分かち合える仲間とコミュニケーションを楽しむ。
それが、私はいちばん豊かな人生だと思っています。
⇒ これについては、大納得。共感する。
その他、森永さん独特の節約、お得方法などが記載されており、その
考え方が興味深い本でありました。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
0 件のコメント:
コメントを投稿