2011年6月20日月曜日

読書(160)★★★ 先生のホンネ 岩本茂樹著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今週もさっそうと始まりました。
  私の職場は、節電のため、8:30~17:15に出勤時間が変わりました。
  そして、午後のパソコンはなるべくバッテリーを使うということになりました。

  少しでも節電できるといいな。
 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週も割りと早い滑り出しができて「よかった」

【本の紹介】
  (160)  先生のホンネ 岩本茂樹著 光文社新書
先生のホンネ 評価、生活・受験指導 (光文社新書)先生のホンネ 評価、生活・受験指導 (光文社新書)
岩本 茂樹

光文社 2010-10-15
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 【本の構成】
  はじめに
  第1章  服装の乱れは心の乱れ  カチューシャの違反をめぐって 
  第2章  難関校をめざせ 進路指導をめぐって
  第3章  教育的配慮とは 新たなカチューシャ問題
  おわりに 教育幻想
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  先生のホンネ

 【くまの感想】
  私も学生の頃を思い出した。
  中学校だ。

  靴は白でないといけない。
  靴下は白でないといけない。
  ・・・・
  ・・・・

  忘れたけれど色んな校則がある。色の指定などなど

  先生も生徒も真剣にその校則に向き合う。

  反抗期の青少年達はその校則をわざと破ったりする

  先生達はこうゆう

  こんなことを守れずして、社会に出て行ったときに
  苦労をする。社会はもっともっと厳しいルールが
  あるのだと・・・・・

  私には、この意味がまだわからない。

  しかし、真剣に向き合えるルールがあるのは
  いいことだと思ったのだ。

  本書は、カチューシャ 色指定以外は校則違反に
  なるというシチュエーションから、ある生徒がその
  校則を知らずに違反する。そして、色とは?という
  曖昧な判断を理由に反抗する

  というところから、生徒の目線、先生の目線を
  なんども再現している。ところが興味深い。

  世の中から見れば、ほんとに些細なことに感じる
  がそれが生徒と先生達 学校の中のルールに
  照らすと大問題に突入するのだ・・・・・

  ■ 引用メモ ■
  先生は生徒をこう見ている(1)より

  ・ 服装が乱れているのは、心が乱れているからである。
  
  ⇒ まるで、悟りを開いた人の言葉である。

  
  今振り返ると、学校の教育に対して矛盾もあることがわかるし、
  しかし、とってもいい先生に出会えてよかったと思うことが
  多々ある。
  教育
  先生と生徒の関係
  そのあり方

  きっとそこには唯一の答えというものはないのではないだろうか?
  ないから面白いのだとも思うのである。

 
 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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