2011年6月9日木曜日

読書(147)★★★ ブックオフの真実 村野まさよし編

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。今日からまたまた中国深圳に来ております。今日早速
 重いお客様との打ち合わせを実施し、一息ついているところです。
 いばらの道ですが、がんばりたい。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週も中国の出張 いろいろ異文化を体験できているので「よかった」

【本の紹介】
  (147) ブックオフの真実 村野まさよし編 日経BP社
ブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語るブックオフの真実――坂本孝ブックオフ社長、語る
坂本 孝 松本 和那 村野 まさよし

日経BP社 2003-02-27
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 【本の構成】
  まえがき  村野まさよし
  第1章  ブックオフができるまで
         語り手 坂本孝ブックオフ社長
         聞き手 松本和那マツモトキヨシ会長

  第2章  ブックオフはどうやってできたのか?
         語り手 坂本孝ブックオフ社長
         聞き手 村野まさよし
       その1 ブックオフの歴史
       その2 ブックオフの戦略
       その3 ブックオフと出版業界、書店業界
  
  第3章  坂本社長にあえて聞きたい! ブックオフへの20の質問
         聞き手 村野まさよし
  
  あとがき

  という構成となっている。

 【キーワード】
  ブックオフの真実とは?   

 【くまの感想】
  私もたまにお世話になっている「BOOKOFF」場所による特異性が
  あるのは否めない。売る人がいて買う人がいる。このバランスが
  取れる拠点がビジネスとして成り立つのだ。

  重要と供給がバランスする。本にもそんな現象が起こるのだ。

  興味深い。

  そして、ブックオフの社長はそんなビジネスチャンスをとらえ
  拡大の路線をたどっている。

  本に対する考え方、プライシング 
  その生い立ちを読みとると興味深いものがある。

  ■引用メモ■
   従来の古本屋さんは、「古本」を売るのが仕事です。古本
   そのものに付加価値をつけて流通させるのが古本屋さん
   ともいえるでしょう。ブックオフの考えは根底から違う。
   私たちのビジネスは、消費者の方々が新刊本と同様違和感
   や抵抗感なくしかもより安く買える「古書」を流通させることです。
   ですから、私たちは当初より「商品の見かけを磨き上げること」
   を注力しました。

   ⇒ この考え方、割切り方は好きだ。

  ■引用メモ■
   書店業界の総売上は約一兆二〇〇〇億円ですが、新刊本と
   して市場に出回っている本の約27%が、古本屋でリサイクル
   されています。その半分がブックオフに集まってきます。それを
   多いとみるか少ないとみるか。私は本のリサイクル率は50%
   くらいまではいくと思っています。要するにまだリサイクルは
   されきっていないのです。だから、当分の間、仕入れにはこと
   欠かないと思います。

   → 興味深い。これから電子書籍が出始めるとこの概念も崩れる
      かもしれないが・・・・

  やはり、ビジネスモデルを最初に構築した人たちの考えや思いを
  知ることは面白い。


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

中国出張お疲れ様です。
がんばってくださいね。
みーやんより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさんへ
 こめんとありがと。感謝!