2011年6月11日土曜日

読書(148)★★★ 人間通になる読書術 谷沢永一著

【今日の出来事】
 こんばんは。先ほど日本に帰国しました。今回も中国深圳。海外出張はいろんな
 エピソードが起こるので貴重な体験ができてうれしいです。少し疲れますが・・・・・

 深圳への入り方

 ① 香港空港→出国せずに空港内でフェリーに乗り換え→深圳蛇口へ
 ② 香港空港→出国後 ワゴンで深圳湾へ

 これまで①がメインで今回帰りに②を試したのですが、ワゴンが混んでて
 車も渋滞で大変でした。①がお勧めです。
 

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今回も中国深圳出張いろんな体験、異国の人とも交流できて「よかった」


【本の紹介】
  (148)  人間通になる読書術 谷沢永一著 PHP新書
人間通になる読書術 (PHP新書)人間通になる読書術 (PHP新書)
谷沢 永一

PHP研究所 1996-10
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 【本の構成】
  人の世に生きる道
  人間性の正味を観る
  日本人社会の原理
  情念のメカニズム
  思想も文藝も自己顕示である
  戦わずして勝つべし
  人間情念の動機を探る
  思想を分析する方法
  人物を見きわめる視線
  可愛気の必要
  大陸の気風と伝統
  私人の悪徳は公共の利益
  生への懐疑
  腐敗の効用を知る
  時は金なり、勤勉の勧め
  近代的人間型
  理論のメガネを捨てて観る
  人の心をつかみ友をつくる
  善意が傲慢に転じる時
  出世と合理化の相反関係
  常識心理の盲点を衝く
  本当の学問とは何か
  人間の創造性の開発
  精神の絡繰を照らす
  資本主義を支えた奢侈(しゃし)の精神
  人を統率する秘訣
  人生の美意識
  通商が歴史を動かす
  情に訴える話術
  権威という化け物の正体
  自分自身に会うひととき
  理性万能主義の落とし穴
  人みな人に忍びざるの心あり
  権力と猜疑心
  哲学は理屈をこねた詩である
  詐欺は心の隙を衝く
  自利が化して他利となる
  商売の眼目は決断力である
  近代的人間関係の原型
  優越感の美酒に酔う
  
  編集者と著者との雑談

  という構成となっている。

 【キーワード】
  人間通と読書?

 【くまの感想】
  ほんとに読書っていうのは幅広いものだなと思う。
  今回つい人間通と読書にどんな関係があるのか?ふと疑問に
  なり手にとってしまった。

  主題を見るだけでも意味が深い。少し私からは遠い存在の通
  の読み方をしておられるだけに参考になる。

  こんな読み方ができ書評が書けると最高である。

  少しこの一文が気になった。
  ■引用メモ■
   星新一は人間の情念のなんたるかを教える魂の技師である。

  少し読んでみようと思う。


 【著者からの参考文献】
  
イソップ寓話の世界 (ちくま新書 (063))イソップ寓話の世界 (ちくま新書 (063))
中務 哲郎

筑摩書房 1996-03
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人物評伝 (岩波現代叢書)人物評伝 (岩波現代叢書)
J.M.ケインズ 熊谷 尚夫

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 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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