2013年8月28日水曜日

読書(247/365)★★★ シュレディンガーの哲学する猫  竹内 薫,竹内 さなみ著

【本の紹介】
シュレディンガーの哲学する猫 (中公文庫)

       竹内 薫,竹内 さなみ 中央公論新社 2008-11
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                                                 by ヨメレバ



【本の構成】
  プロローグ
   わたしは人間だ

  Chapter1 ウィトゲンシュタインの章
    ラプソディー・イン・ブルー

  Chapter2 サルトルの章
    君は自由だ、選びたまえ

  Chapter3 ニーチェ/ソクラテスの章
    ブラザーサン・ブラザームーン

  Chapter4 カーソンの章
    沈黙の春

  Chapter5 サン=テグジュペリの章
    カイロの赤い薔薇

  Chapter6 ファイヤアーベントの章
    オペラ座の怪人

  Chapter7 四つん這いのエロ松
    四肢の哲学-廣松渉の間主観性

  Chapter8 フッサールの章
    巨大なエポケー

  Chapter9 ハイデガー/小林秀雄の章
    ひひじじい

  Chapter10 大森荘蔵の章
    過去は消えず、過ぎ行くのみ

  エピローグ

  参考文献
  付記
  
  あとがき  10年後に生き返ったシュレ猫? 竹内薫
  シュレ猫とわたしのあとがき           竹内さなみ


  という構成となっている。

【キーワード】
  シュレ猫とは?

【くまの感想】
  わたしにとっては、かなり難しい文章であった。

  最初は、正直なところ・・・・「?」

  哲学とは人とは違ったことを語る学問なのか?

  どうなんだろう?

  凡人にはわからりえないものなのだろうか?

  そんな想いがめぐっていくのだ。

  ◆メモ◆
   音ではなく、目の前の本を見ることで、この2つの極に
   ついて考えてみよう。目の前の本の意識は、本についての
   意識であるから、あきらかに本を志向している。でも、
   その本は、ある特定の角度からしか見えないし、照明や
   机の色などの背景も少しは意識されているので、ここには
   たくさんの志向性がある。

   ⇒ この文章。独特だと思うのだ。このようなことは考えた
     ことがないのだ。だから斬新なのだ。

  哲学って大事だと思うけれど、この手の本に向かうのは

  難しいのだ。




出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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