2011年8月10日水曜日

読書(211)★★★ 放射線から子供の命を守る 高田純著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。今日から、中国深圳に来ております。
 来週中ごろまで滞在予定です。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 無事中国深圳入国できて「よかった」 

【本の紹介】
  

  (211) 放射線から子供の命を守る 高田純著 幻冬舎ルネッサンス新書
放射線から子どもの命を守る (幻冬舎ルネッサンス新書 た-3-①)放射線から子どもの命を守る (幻冬舎ルネッサンス新書 た-3-①)
高田 純

幻冬舎ルネッサンス 2011-07-16
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 【本の構成】
  はじめに
  第一章  放射線の基本を知りましょう  
  第二章  体への影響を知りましょう  
  第三章  身を守る方法を知りましょう  
  第四章  子どもへの影響を知りましょう  
  第五章  もっと詳しく知りましょう(放射線編)  
  第六章  もっと詳しく知りましょう(原発編)  
  第七章  放射線災害への考え方を知りましょう  
  参考文献

  という構成となっている。

 【キーワード】
  放射線
  子供の命

 【くまの感想】
  この手の本は、今非常に多い。私たちにできることは、しっかり
  情報を得て、理解して、対処すること。いろんな噂がはびこる中
  正しい選択をする必要がある。

  また危険を予知して、それを予防する。

  本書は、子供の命の観点から、放射線を見た場合のレクチャーを
  詳細にしてくれている。

  大変参考になる。

  ■引用メモ■

  放射性ヨウ素(ヨウ素131)  
     原発事故で拡散しやすく、水に溶けやすい : 8日
  放射性セシウム(セシウム137) 
     カリウムに似た性質、水に溶けやすい    : 30年
  放射性ストロンチウム(ストロンチウム90) 
     カルシウムに似た性質。            : 29年
  プルトニウム(プルトニウム239) 
     原子炉でウランから生成される。       : 2万4000年

  右の年数は、半減期を示している。これを知っているだけでも
  大きな知識ではないだろうか?

  ■引用メモ■
   大量の放射線を一度に受けると、体のなかの細胞が傷つけ
   られます。もう少し詳しくいうと、細胞内のDNA(遺伝子)が傷
   つけられ、細胞分裂ができなくなります。

   ⇒ いわゆる放射線障害。自然に回復する能力を上回った
      場合に、死に、白血病やがんなど発症する場合がある。
      なんとも恐ろしい。今更ながらであるが・・・

  ■引用メモ■
   シーベルトは、放射線が人体に与えるダメージを「被爆量」、
   つまり受けた線量で表す単位です。どれだけのベクレルが
   どれだけのシーベルトを人体に与えるかは、放射性物質の
   種類や体内への吸収の仕方、年齢などによって変わります。

   ⇒ シーベルトの定義、重要だ。

  ■引用メモ■
   成長期の子どもは放射線への感受性が高いため、大人より
   も影響を受けやすいことがわかっています。

   ⇒ これは驚きであった。本の題名にもかかわることである。
  
  放射線のことを詳しく書いているこの本は大変参考になる。
  子どもたちを守るのは大人の役目、なんとかしたいものである。


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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