【今日の出来事】
本日2冊目のご紹介は、経済学の話
【本の紹介】
本が好き!からの献本!御礼!!
(395) 初歩の経済学 高本茂著 幻冬舎ルネッサンス
初歩の経済学 高本 茂 幻冬舎ルネッサンス 2007-03-23 売り上げランキング : 352666 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
第Ⅰ章 現代の経済社会の歴史的位置
第Ⅱ章 市場機構と価格
第Ⅲ章 現代の企業
第Ⅳ章 国民経済と国民所得
第Ⅴ章 財政政策とその必要性
第Ⅵ章 貨幣と金融
第Ⅶ章 国際経済
第Ⅷ章 戦後日本経済の歩み
という構成となっている。
【キーワード】
初歩の経済学
【くまの感想】
とっても、基本でそれがいい。大学生の教科書であるという「おび」
にも記載されている。
基本に戻り、経済を知る。私のような理系出身の人間には大変
うれしい1冊である。
そんな中に印象的な文章がいくつかありました。
■引用メモ■
市場においては価格をシグナルとして需要量と供給量が調整
されます。一人ひとりはエゴイストで自分のことしか考えないのに
(これを経済学では合理的個人と呼びます)、社会は分裂する
どころか調和がとれることになります。先述のアダム・スミスは
これを「神の見えざる手による調和」と呼びました。
⇒ 不思議な学問なのだ。エゴイストな個人の行動が、全体を
見ると調和がとれてくるというのだから。すごく純粋に
不思議な現象だと感じ、経済学のムズカシさを感じた。
■引用メモ■
現代の財政政策の目的は
① 公共目的への資源の適正な配分
② 分配の平等化
③ 経済の安定化(雇用、物価等)
④ 経済成長の促進
等が挙げられます。
⇒ 政治カも含めわかっていることだというかもしれないが
今1度この基本に立ち戻って見直すべきなのでは
ないだろうか?
これからは、色んな情報がつながりあい、日本国内だけでは
なく、世界全体の動きがもろに経済に影響を受けてくることが
さらに予想される。そんなときに、この基本書を読むとほっと
するような気がするのは、私だけであろうか?
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
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