2010年12月18日土曜日

読書(397)★★★ 電子マネー革命 伊藤亜紀著

【今日の出来事】
 こんばんは。今日は東京の職場のプチ忘年会があり、終電ぎりぎりまで参加し
 終電新幹線で明石に帰ってきました。
 意外と込んでいるのに驚きました。
 
『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 仕事も大分慣れてきて、そして年末を迎えられそうで「よかった」

【本の紹介】

 本が好き!コミュニティーに献本(抽選による)御礼!!

 (397) 電子マネー革命 伊藤亜紀著 講談社現代新書
     
電子マネー革命─キャッシュレス社会の現実と希望 (講談社現代新書)電子マネー革命─キャッシュレス社会の現実と希望 (講談社現代新書)
伊藤 亜紀

講談社 2010-11-18
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 【本の構成】
  はじめに 迫りくる「現金絶滅」の日
  第一章 「おカネ革命」進行中
  第二章 「資金決算法」があなたのおカネを守る
  第三章 電子マネーに似ているけれど ポイントは「オマケ」か
  第四章 「おカネ革命」が新たな市場をつくる
  第五章 「おカネ革命」は世界へ
  おわりに 電子マネーが通貨を超える日
  主要参考文献

  という構成となっている。

 【キーワード】
  電子マネーとは?
  そして電子マネー革命とは?

 【くまの感想】
  最近さりげに使っているSUICAとかPITAPAとかICOKA
  便利なようなそうでないような。不思議な感覚にとらわれる。
  財布からおカネを出さなくともよいところが便利。
  
  さて、そんな電子マネーについてわかりやすく書いているのが
  この著書。
  そして、近未来を予想して、SIDE Aでは分かりやすい物語に
  そして、SIDE Bではまじめな議論を展開しているので
  抑揚があって、おもしろい。

  ■引用メモ■
  歴史的な停滞状況が、電子マネーやポイントによる「第五次
  おカネ革命」で打破されつつある。ICチップや情報技術は、
  庶民の古典的な買い物様式を1300年ぶりに変化させはじ
  めている。もしかすると、SuicaやEdyは後世の歴史教科書に
  おいて、和同開珎と並び立つ存在として記載されるかもしれない。
  
  ⇒ なるほど、この変化はおもしろい。そして、日本だけでなく
     世界でこのような共通化がなされるとおもしろいのだが、
     利害関係が多く難しいかもしれない。

  今も所詮、おカネはたんなる紙である。そこに価値が生まれ、
  人はおカネに没頭し、執着していく。そう考えると不思議な
  感じがする。

  さて、近未来の電子マネー革命は作者の予想どおりに展開
  するのだろうか?

  楽しみである。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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