2010年12月4日土曜日

読書(388)★★★★ そうだったのか!アメリカ 池上彰著

【今日の出来事】
 みなさんおはようございます。昨日から中国 長沙と湖南に来ております。
 深センと比較すると田舎な感じを受けています。今日は長沙の町の方に
 繰り出す予定です。

【陽転思考】
  ・新しい職場での初出張 中国。お客様もフランクでとっても前向きで「よかった」

【本の紹介】
  (388) そうだったのか!アメリカ 池上彰著 集英社文庫
       
そうだったのか! アメリカ (集英社文庫)そうだったのか! アメリカ (集英社文庫)
池上 彰

集英社 2009-06-26
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【本の構成】
  はじめに
  第一章 アメリカは宗教国家だ
  第二章 アメリカは連合国家だ
  第三章 アメリカは「帝国主義」国家だ
  第四章 アメリカは「銃を持つ自由の国だ」
  第五章 裁判から見えるアメリカ
  第六章 アメリカは「移民の国」だ
  第七章 アメリカは差別と戦ってきた
  第八章 アメリカは世界経済を支配してきた
  第九章 アメリカはメディアの大国だ
  オバマ以降のアメリカ

  という構成となっている。

【キーワード】
  アメリカとは?どんな国?

【くまの感想】
  池上さんのわかりやすい解説でアメリカをより知ることができる。
  まさに世界の中心のアメリカ、そのトップが交代することによりそのビジョンが
  大きく変わってしまう。たとえ矛盾があろうとも・・・・少し危険な香りがする。

  しかし、アメリカは銃を持つことすら、自由だと掲げる。

  少し恐ろしい国 アメリカ

  アメリカ人ジャーナーリストのマーク・ハーツガードが指摘する外国人からの
  アメリカ人イメージ

  1 アメリカは偏狭で自己中心的だ。
  2 アメリカは豊かで刺激的だ。
  3 アメリカは自由の国だ。
  4 アメリカは偽善的で圧政的な帝国だ。
  5 アメリカ人は世間知らずだ。
  6 アメリカ人は俗物だ。
  7 アメリカは機会均等の国だ。
  8 アメリカの民主主義はひとりよがりだ。
  9 アメリカは将来の世界の姿だ。
  10 アメリカは自由の利益しか眼中にない。

  なるほど、著者も共感するところがあるようだが、私もうんうんとうなづいてしまった。

  また人種差別についての記載のところも興味深く、
  キング牧師
  マルコムX
  の話は興味深いものがあり、少し掘り下げて調べてみたいと思った。

  またアメリカ国内でのいろんな事件やミステリーが満載なアメリカ
  いろんな人間の思惑が重なりあっている。

  やはり少し怖くなる。もし、将来の世界の姿となるのだとしたら・・・

  出会えた本に感謝!
  いつも見ていただいてありがとうございます。感謝!

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