【今日の出来事】
本日3冊目のご紹介は、子供の下流化を防ぐには?という話。
【本の紹介】
(47) 格差が遺伝する!子どもの下流化を防ぐには 三浦展著 宝島社新書
格差が遺伝する! ~子どもの下流化を防ぐには~ (宝島社新書) 三浦 展 宝島社 2007-05-19 売り上げランキング : 171529 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第1章 子どもの成績は親の経済力に比例する
第2章 母親が子どもの成績を左右する
第3章 食生活が成績の上下を分ける
第4章 頭のよい子はどんな子か?
第5章 「生活の質」の格差が階層の固定化を生む
第6章 子供を中学受験させる親、させない親
第7章 母親たちの満足と不安
参考 母親の4タイプと子どもの成績
おわりに
あとがき
という構成となっている。
【キーワード】
子どもの下流化を防ぐためには
【くまの感想】
上にある、検証を是非とも反論できないだろうか?
著者はデータをもって、これらの章の主張を行っている。
たかが統計、されど統計なのだ。
著者が主張する数々の検証。
・ 「子どもの成績」は親の経済力に比例する
・ 母親の結婚前の所得が高い方が子どもの成績がよい傾向が見える。
・ 子どもの成績は父親の読書量とは比例するが、母親の読書量とは
比例しない。
→ これって悔しくないですか? 現実なんだとあきらめますか?
このような強引な統計?に基づく断定に近い主張を読んでいると
私なら悔しくなる。(父親の読書量と子どもの成績は比例するってのは少しうれしいが・・・)
起こっている現象を、なんの因果関係もなく相関があるといっているだけ
なような気がする。なぜ母親の読書量は相関がないのか? 父親だけなのか?
読んでいて腹が立ってきました。
しかし、そうやって、やっぱりダメなんだ? 金持ちしか学力がつかないんだ
とあきらめていいのか? と逆にこれからの日本に問いている本だと思った。
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
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