2011年2月12日土曜日

読書(36)★★★ 大前研一の資本主義の論点 大前研一編著

【今日の出来事】
 みなさん こんにちは。3連休2日目もまったりすごしております。
 病院に行き、散髪に行き、夜は子どもつながりの友人とお食事会を
 予定しております。明石は魚がおいしいので楽しみです。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ これといって何もしていないが、リフレッシュ満喫できているので「よかった」

【本の紹介】
 (36) 大前研一の資本主義の論点 大前研一編著 ダイヤモンド社
     
大前研一の新しい資本主義の論点大前研一の新しい資本主義の論点
大前 研一 DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部

ダイヤモンド社 2010-08-06
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 【本の構成】
  まえがき 世界の何がどう変わったのか、新しい現実(ニュー・ノーマル)を
         を知る必要がある
  序     ポスト金融危機の経営戦略
  第1部  経済と金融
    1 合理的経済学の終焉
    2 どうすれば、危機の連鎖を断ち切れるか
    3 経済回復ではなく、新しい経済を発明する
    4 リーマン・ショックによる不況の原因は何か
    5 政府と企業の新しい関係
    6 モラル・ハザード経済の危うさ
    7 個人金融商品における消費者保護

  第2部  企業
    8 ステークホルダー資本主義の再来
    9 「脱」株主価値が信頼回復の早道
   10 消費パターンの変容
   11 競争力のカギは「資源生産性」
   12 プライバシーの憂鬱
  
  第3部  グローバリゼーションと新興経済
   13 新興市場の未来
   14 GEのリバース・イノベーション戦略
   15 グローバリゼーションへの干渉
   16 国家資本主義の再来
   17 メガ地域がグローバル経済を動かす
   18 「単国籍化」する多国籍企業
   19 いまがアフリカ投資のチャンス
   20 「移民」という五億人市場
   21 サプライチェーンの世界的危機

  第4部  技術と環境
   22 イノベーション投資を死守せよ
   23 セマンティック・ウェブの衝撃
   24 地球に中枢神経系をつくる
   25 意思決定もアウトソーシングされる時代
   26 普及が期待されるDSSC
   27 電力会社はサービスを売れ
   28 六つのクリーン・エネルギー技術

   
  という構成となっている。

 【キーワード】
  これからの資本主義とは?

 【くまの感想】
  最初の新しい言葉「ニュー・ノーマル」という言葉が印象的であった。

  ■引用メモ■
   2008年9月のリーマンショックから始まった世界金融危機は、
   世界経済に大きな変化をもたらした。金融危機への対応に
   追われた各国経済が落ち着きを見せ始めて後、世界は以前
   の状態に戻らないことに多くの人々が気づいた。危機後の
   さまざまな変化によって生れた状態を「ニュー・ノーマル」なる
   言葉で表現する人々もいる。

  これからの資本主義経済はどのようになっていくか? 2025年の
  姿を見た場合に想定されること、日本は第5位の経済大国に
  なっているということだ。USA・EU・中国・インドの次に位置する日本
  
  どうなることなのだろうか? 人口減少が続く日本はどのような
  戦略を持ち、世界に対して存在感を持つべきなのか?

  そんなヒントをこの著書は教えてくれるのである。

 
 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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