【今日の出来事】
みなさんこんばんは。明石の自宅でリフレッシュ中の「くま」です。
今日は次女のスイミングの付き添いと、買い物、図書館にぶらりと
寄って来ました。
こんな日があると幸せを感じますね。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 幸せを感じることができる休日が過ごせて「よかった」
【本の紹介】
(54) 大局観 羽生善治著 角川ONEテーマ21
大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21) 羽生 善治 角川書店(角川グループパブリッシング) 2011-02-10 売り上げランキング : 284 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第一章 大局観
1 検証と反省
2 感情のコントロールはどこまで必要か
3 リスクをとらないことは最大のリスクである
4 ミスについて
5 挑戦する勇気
第二章 練習と集中力
1 集中力とは何か
2 逆境を楽しむこと
3 毎日の練習がもたらす効果
4 教える事について
5 繰り返しの大切さ
第三章 負けること
1 負け方について
2 記憶とは何か
3 検索について
4 知識とは
5 直感について
6 確率について
7 今にわかる
第四章 運・不運の捉え方
1 運について
2 ゲンを担ぐか
3 スターの資質
4 所有について
第五章 理論・セオリー・感情
1 勝利の前進
2 将棋とチェスの比較
3 コンピュータと将棋
4 逆転について
5 ブラック・スワン
6 格言から学ぶこと
7 世代について
という構成となっている。
【キーワード】
将棋棋士 羽生善治さんの考え方
【くまの感想】
この本は、おもしろい。才能あるかけ離れた人の意見であり
とっても凡人では真似のできる領域の人ではないけれど、
その道を極めている人の考え方を知ることはおもしろい。
伝統のある、日本特有の将棋の世界。中学からずっと
将棋に接しているまさに職人なのだ。
羽生さん唱える「大局観」この境地は、やはりその人で
ないとわからないのかもしれないが、興味深い。
■引用メモ■
「大局観」とは具体的に、全体を見渡す、上空から眺めて
全体像がどうなっているかを見ることである。
⇒ そして将棋は、その先を千手くらい推定しているという
から凡人で想像できる領域では決してない。
でも人生で「大局観」を持つことって何にでも共通する
ことなのだろう。
■引用メモ■
「千里の道も一歩から」というように、1つ1つの小さな
積み重ねによって目標に到達できるのではないか、
そして、その繰り返しのなかに大きな真理があるのでは
ないかと、私は考えている。
⇒ いいコメントである。私もコツコツは大事なこととして
捉えている(レベルが違いすぎるが・・・・)
■引用メモ■
私は、プロになってから公式戦だけで四百局以上負けて
きた。将棋は勝ち負けの偶発性が非常に少ないので、
四百局負けたということは、私には少なくとも四百以上の
改善点があることになる。そう考えると嫌になってしまうが
1つ1つ変えていくしかないと思っている。
⇒ なんともこの著者のお人柄がにじみ出ている言葉で
あるように感じる。謙虚さがにじみ出ていると
感じるのは私だけだろうか?普通はこのような考え方を
する人は少ない。
まさにお人柄溢れる。そして、今も将棋棋士としてその存在感
を残せているのがよくイメージできた。
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
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