2011年10月25日火曜日

読書(279)★★★★ ジョブズ・ウェイ ジェイ・エリオット&ウィリアム・L・サイモン著


【今日の出来事】
   みなさん。こんばんは。
  気づいてみると火曜日も終わり、明日は水曜日。
  やっぱり10月以降は月日が経つのが早い。

  うれしいことがありました。


  JAL グレードが「ダイヤモンド」ステータスにアップしましたー。

  昨年末からの海外出張の連続
  その印みたいなものですね。

  人間は、ステイタスには弱い ということがよくわかります。
  人間の本能を突いたシステムですね。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週も順調、過ごしやすいので「よかった」

【本の紹介】
  (279)  ジョブズ・ウェイ ジェイ・エリオット&ウィリアム・L・サイモン著
          中山宥訳 Softbank Creative
ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ
ジェイ・エリオット ウィリアム・L・サイモン Jay Elliot William L. Simon 中山 宥

ソフトバンククリエイティブ  2011-08-03
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 【本の構成】
  はしがき
  序章
  第一部 皇帝
     1 製品にかける情熱
     2 成功は細部に宿る

  第二部 人材を活かす術
     3 チームづくり  「海賊になろう! 海軍に入るな」
     4 人材の活用
     5 海賊に与える報酬

  第三部 チーム・スポーツ
     6 製品を軸とした組織
     7 勢いを保つ
     8 復活
     9 全体的な視野からの製品開発
    10 新しいアイデアの伝道

  第四部 「しゃれている」を売りにする
    11 気をひくための工夫 ブランドの確率
    12 直販ルートの開拓
    13 「そういうアプリ、あります」

  第五部 ジョブズ・ウェイの学び方
    14 スティーブに続け

  スティーブへの手紙
  訳者あとがき

  という構成となっている。
  

 【キーワード】
  今話題のスティーブ・ジョブズさん

 【くまの感想】
まずは、ご冥福を祈ります。

  今本屋に行くと、沢山のスティーブ・ジョブズさんの本が
  並んでいる。今となっては貴重な財産だ。


  この本でも近くで働いていた著者からみたスティーブ・ジョブス
  さんのスタイルを充分に知ることができる。


  徹底的に製品に落とし込んでいくポリシーは、なんだか、
  日本の伝統工芸に似ているのではないだろうか?


  日本向きなきがするのは私だけであろうか?


  ■引用メモ■
   わたしがアップルに入った時点で、早くもスティーブは、
  リーダーの振る舞いかたを会得していた。リーダーが
  製品に直接、積極的にかかわっていけば、部下たちの
  やる気がおのずと高まる。ほかの人々を奮い立たせる
  にはこの方法がいちばん効果的だとわかっていた。


  ⇒ 失礼かもしれないが、アメリカ人が上記の行動を
   することに驚きを感じている。だから、さらに特異な
   イメージを受けるのではないだろうか?


  ■引用メモ■
   プレゼンテーション中のスティーブは、演技のうまい
  俳優のようだ。いや、俳優よりも達者といえるだろう。
  俳優は、他人が書いたせりふを覚えてしゃべっている
  が、スティーブの場合、即興でしゃべる。もちろん、どう
  いったメッセージを伝えるかは前もって胸に刻んである
  が、台本は使わない。それでいて、1,2時間もの間
  会場に詰めかけた聴衆を魅了し続ける。


  ⇒ これは、どの本にも書いてある。おそらくジョブズの
  世界に皆引き込まれていってしまうのであろう。一度
  お目にかかりたかったものである。


  ■引用メモ■
   「わたしは、何をやるかと同じくらい、何をやらないか
    にも誇りを持っている」と何度も発言した。


   ⇒ これは重要な要素である。中々できることではない
     日々このことを考え行動し、その時決断する。
     ストーリーの中に戦略がないとできない。


  ■引用メモ■
   意外な話だが、じつをいうと、「iPad」のアイデアは 
  iPhoneより先に生まれた、何年も開発が進められて
  いた。が、必要な技術がまだ出そろっていなかった。
  たとえば、大きめの携帯機器に長時間給電できる
  ようなバッテリが存在しなかった。マイクロプロセッサ
  の処理能力にしても、インターネットを検索したり、
  動画を再生したりするには不十分だった。


   ⇒ まさに待ち伏せ技術なのである。iPhoneとiPadが
   逆に生まれたというのは興味深い。待ちに待った
   登場だったわけである。




  著者が最後に書いた「スティーブへの手紙」これは
  今の状況をまさに予測していたかのように語りかけて
  いる。はたしてスティーブ・ジョブスさんはこの書を
  読まれたのだろうか?




 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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