【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。だいぶ、秋も深まってきましたね。朝方は寒く感じ、蒲団からなかなか出られなくなります。四季を味わえる
日本は素敵だと思います。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週は珍しく日本での仕事ができて「よかった」
【本の紹介】
(262) 生き残る技術 小西浩文著 講談社+α新書
生き残る技術 -無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意- (講談社プラスアルファ新書) 小西 浩文 講談社 2009-12-22 売り上げランキング : 97246 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第一章 「やる気」をあげる技術
第二章 限界を超える技術
第三章 「危機」を乗り越える技術
第四章 失敗を繰り返さない技術
第五章 限界を超えるチーム
第六章 限界を超えるリーダーになる
第七章 心に限界はない
第八章 「心」を鍛える方法
おわりに
という構成となっている。
【キーワード】
生き残る技術とは?
【くまの感想】
登山家の著者が体験したことは非常にストイックなのだ。限界を
こえるということ。危険を乗り越えるということ。その実体験が書いて
あるのだ。そして「心」を鍛えることが重要で、何事にも精通すること
だと主張している。納得。
■引用メモ■
「苦しみ」しか存在しない「死の地帯」で、肉体の力には限界が
ある。頂上が見えた途端、肉体が劇的な変化を遂げるなんて
ことは科学的にもありえない。にもかかわらず、動かなかった
足が動き、疲労が吹き飛ぶ。これはいったいどういうことかというと、
「心のスイッチ」が切り替わったのだ。
心が変われば、あなたが今見ている「世界」は一変する。限界
を超えるために大切なのは「心」の問題なのだ。
→ この文章は核心を突いている。「心」と「体」 不思議な力が
わき出すことがあるというのだ。人間の可能性の幅広さを
教えてくれているのである。
■引用メモ■
夕方というのは、人間が比較的素直になる時間帯なのである。
夕方にカラスや犬が鳴くというのは、日没を前にして不安になる
からだ。人間も動物なので、DNAの作用もあり、夕方には不安に
なる。どこで誰かに何かを言われたら、ふだんは聞き入れられ
なくても、不安がゆえに、よく聞くというわけだ。
→ 人間の本能。本当なのだろうか? 興味深い知見なのだ。
人間も極限になると本能をむき出しにしてしまうのだろう。
■引用メモ■
心を鍛えるのに近道はない。肉体を鍛えるのにトレーニング
をしなくてはならないように、心も鍛えれば鍛えただけ強く
なる。ただひとつ違う点は、「肉体には限界がある」ということだ。
何千回と腕立て伏せをしても、何千キロジョギングをしても、
筋力や体力には、人間としての限界がある。しかし、心は
鍛えれば、際限なくどこまでも強くなるのだ。
→ 心を鍛えるということ。弱くなる人は多いけれど、これを
取り入れるということは大切なのではないだろうか?山登り
だけではないはず。
著者の登山の命をかけた経験があるからこそ説得力がある。
とっても参考となった。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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