【今日の出来事】
本日の2冊目のご紹介は、「参議院なんかいらない」という本。
【本の紹介】
(268) 参議院なんかいらない 村上正邦 平野貞夫 筆坂英世著 幻冬舎新書
参議院なんかいらない (幻冬舎新書) 村上 正邦 筆坂 秀世 平野 貞夫 幻冬舎 2007-05 売り上げランキング : 298907 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
まえがきに代えて
第一章 国会議員は特権階級であってはならない
第二章 タレント議員の府
第三章 参議院を殺した政治家たち
第四章 参議院改革の歴史
第五章 「村上天皇」体制とその変質
第六章 参議院改革論
第七章 政治改革の本丸は参議院の大改革
あとがき
という構成となっている。
【キーワード】
参議院なんかいらない?
【くまの感想】
なるほど、興味深い題名のひきつけである。あとがきにも書いてあるが
当事者達の不満にも聞えてくる本であるが、基本的に私も賛成である。
シュリンクすべきものの1つかもしれない。
■引用メモ■
GHQは二院制の条件として、参議院に対し民主的な国家運営に寄与
することを要求しました。幅広く見識のある議員を選ぶため選挙制度
も全国区にしたんです。
二院制には白洲次郎も反対しました。だから白洲は新憲法を作るとき、
「参議院からは大臣を出さない」「予算には介入しない」という条件を
付けた。戦後の二院制の誕生の際には、こうした議論がされていた。
白洲には今日の「参議院無用論」が出ることを見越した先見の明が
あったんです。
→ 一度参議院議員の仕事を密着して、それぞれ必要か不要かを
判断したい。必ず昨日していない存在がいるのではないだろうか?
そんな時代がきたのかもしれない。
■引用メモ■
昭和20年代に憲法が理想とした参議院はすでに死んでいるのです。
→経験者が自ら言っているのだから笑える。それほどまでに酷い
ものなのか?益々介入したくなる。
公務員などが追求を受けている昨今、政治家達の存在価値も追求
してしかるべきなのかもしれない。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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