【今日の出来事】
みなさん。こんばんは。
土日の休日リフレッシュできましたか?中にはお仕事の方もいらっしゃったのでしょうか?
今日は割りとのんびりと過ごしました。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 土日のんびり過ごすことができて「よかった」
【本の紹介】
(37/365) 「失われた十年」は乗り越えられたか 下川浩一著 中公新書
【本の構成】
はじめに
序章 「失われた十年」とは何であったか
第一章 激変する経営環境
第二章 迷走した企業経営
第三章 「失われた十年」を乗り切った自動車産業
第四章 自ら不況を招いた家電・電子産業
第五章 大きな曲がり角に来た流通産業
第六章 アジア新時代に活路を求める日本企業
終章 「失われた十年」の教訓と日本企業の今後
おわりに
参考文献
という構成となっている。
【キーワード】
「失われた十年」
【くまの感想】
失われた十年 この言葉は有名だ。今後この期間のことを
どう受けとめて日本は成長していくのだろうか?共に歩んでいきたい。
■引用メモ■
「失われた十年」なる用語は、元来、Lost Decade と称された、
ブラジルやアルゼンチンなどで発生した金融危機を引き金とする
長期不況を指していた。
⇒ 割と意外。
■引用メモ■
「失われた十年」は、急激に進んだグローバル時代の大きな
情況変化の下での、なされるべき改革の先送りよる政策不況
である、というのが本書の立場である。
⇒ 今もグローバル時代の真っ只中、改革の先送り、変わって
いないのではないだろうか?
■引用メモ■
日産の復活は、ある意味では、「失われた十年」で迷走した
日本企業にも、しっかりした戦略構築能力とそれを基軸に
した企業内の結束がありさえすれば、すぐれた技術力や
工場生産技術は見違えるように活かされることを内外に示す
好例となった。
⇒ カルロス・ゴーンさんの存在はとっても大きいのだと思う。
ヴィジョンとその実行があるからこそなせた技なのだ。
少しうれしいコメントである。
■引用メモ■
このような新しい次元の方向性をもつ日本の製造業の強み
は、ひとりアセンブラーといわれる最終製品メーカーだけの
力量のみで可能になったわけではない。何よりも日本の
製造業の強みを大きく支えているのは、「失われた十年」
の間にも競争力を何とか持ちこたえた素材産業と部品産業
の存在を絶対に忘れてはならない。
⇒ 今もそうなのではないだろうか? スマートフォンの中味は
日本の技術も大半は存在価値を示しているようだ。
うれしい話なのだ。
さて、既に、日本の方向性は決まっているのかもしれない。
どう歩み、どう存在価値を示していくべきなのか?
流されるままではきっとよくない。とっても参考となる本であった。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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