【今日の出来事】
みなさん。おはようございます。昨日、仕事でかなり夜中まではまったので
今朝はフレックスを適用して家でのんびりしてから行くことにしました。
少しずつ春の訪れを感じるものの、まだまだ寒い日が続きますね。
今週は珍しく、日本での仕事が多く、いろいろ考えることもじっくり
できるような気がしてます。
『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今週も好スタートが切れて「よかった」
【本の紹介】
(32/365) 本物のリーダーとは何か ウォレン・ベニス バート・ナナス著
伊東奈美子訳 海と月社
本物のリーダーとは何か ウォレン・ベニス Warren Bennis バート・ナナス Bart Nanus 伊東奈美子 海と月社 2011-05-26 売り上げランキング : 91896 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
著者のことば ペーパーバック版によせて
第二版の刊行にあたって
1 リーダーシップに関する「誤解」を解く
2 「人を率いること」と「自分を律すること」について
3 戦略Ⅰ 人を引きつけるビジョンを描く
4 戦略Ⅱ あらゆる方法で「意味」を伝える
5 戦略Ⅲ 「ポジショニング」で信頼を勝ち取る
6 戦略Ⅳ 自己を創造的に活かす
7 「責任を引き受ける」ということ
注
という構成となっている。
【キーワード】
リーダーとは何なのか?
【くまの感想】
あまりにも抽象的すぎて、イメージがつきにくく理解できない。
マネージャーはものごとを正しく行い、
リーダーは正しいことする。
逆に冒頭のこの一文を見て読みたくなったのである。
まずびっくりしたのは、マネージャーとリーダーは別物だと
いうことだ。
日本の企業に所属しているとこの感覚はあまりないのでは
ないだろうか?
マネージメントとリーダーの存在はだぶっていないだろうか?
私だけであろうか?
ますます、この本を読んで確かめたくなったのである。
(ある意味、著者の作戦にひっかかっているのかもしれないが・・・笑)
■ 引用メモ ■
リーダーシップとマネジメントは違う
当時のマネジメント書はほぼすべて、リーダーシップをマネジャーの
職務のひとつと見なしていた。しかし、我々は、組織のなかでリーダー
が果たす目的はマネジャーとは違うと考えた。そしてリーダーには
独自の視点と責任があり、マネジャーとは別の適正とスキルが
求められると訴えた。
→ この点を冒頭に書いてくれている。本書での主張はここにあるのだ。
どんどん興味が湧いてくるから不思議だ。
■ 引用メモ ■
マネジメントとリーダーシップはどちらも重要だが、両者には根本的な
違いがある。「マネージする」とは、「何かを引き起こし、成し遂げ、
義務や責任を引き受け、実行すること」だ。それに対して「リードする」
とは、「人を感化し、方向や進路、行動、意見などをみちびくこと」である。
この違いは決定的だ。
→ なるほど。この部分は大変参考になるのだ。慣れるかどうか、
組織にいるかどうかは別として、その本質や役割を知ることは
重要である。
そして、この文章があるのだ。
『マネジャーはものごとを正しく行い、リーダーは正しいことをする。』
これはビジョンと判断に基づく行動(効果)と、実務能力に基づく行動(効率)
の差と言ってもいい。
■ 引用メモ ■
組織のポジショニング
戦略① 変化したら反応する
戦略② 内部環境を変える
戦略③ 外部環境を変える
戦略④ 外部環境と内部環境を新しい関係で結ぶ
→ 興味深い内容である。
■ 引用メモ ■
「幸福な家庭はみな似通っているが、不幸な家庭はそれぞれの
形で不幸である」と書いたのはトルストイだが、この言葉はリーダー
にもあてはまる。
→ これも難しい表現だ。なかなか瞬時には理解できないのだ。
そして、最後の文章がとっても印象的であった。
『 リーダーの不在や無能さが暗示しているのは、ビジョンの不在、
夢のない社会だ。それがもたらすものは、よくて現状維持であり、
悪ければ目的と一体感を失って崩壊する社会である。 』
→ 国 企業 団体 人はいろんなところで集まり束となり組織となる
まさにつながりを持つ、そこにリーダーの存在が必要であることを
知った。それはマネージャーとも少し違う役割を持つということ
知った。まさに興味深い本である。日本のリーダーもその真価を
問われ続けているのではないだろうか?
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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