2013年7月12日金曜日

読書(182/365)★★★★ 仕事の迷いにはすべて「論語」が答えてくれる 北尾吉孝著

【今日の出来事】
 おはようございます。今日も、朝早く出社し、このブログを書いております。
 暑い日が続きます。

 最近は学生の姿を見ることが少なくなってきました。私大は夏休みに入ったのでしょうかね?
 うらやましい。


 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 暑い日が続いているけれど元気なので「よかった」

【本の紹介】
仕事の迷いにはすべて「論語」が答えてくれる (朝日新書)

       北尾吉孝 朝日新聞出版 2012-08-10
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by ヨメレバ



【本の構成】
  はじめに 『論語』には中国思想のエッセンスが詰まっている

  第1章  何のために働くのか - 仕事の基本
   (1) 四十歳までに自分の生き方を確立しよう
   (2) 自分に与えられた天命は、どうすればわかる?
   (3) 上司や同僚から評価される人物になるために
   (4) 仕事において義と利をどう両立させるか
   (5) なぜ今を精いっぱい生きることが大切なのか

  第2章  上司に求められる資質  -  人の上に立つということ
   (1) 上司になってから伸びる人、上司になってから止まる人
   (2) 率先垂範が上司の基本
   (3) 部下を見る力、部下を育てる力を鍛える
   (4) 部下を伸ばす叱り方、潰す叱り方
   (5) 深い愛情を持って部下と関わる
   (6) 上司になっても、成長の気持ちを忘れない
   (7) 「愚」を身につける

  第3章  リーダーにこそ求められる中庸の窓
   (1) 中庸は君子が目指すべき最上の徳である
   (2) どうすれば中庸が身につけられるか
   (3) 学んだことを血肉化する
   
  第4章  先を見通す - 好事に浮かれず、逆境に腐らず
   (1) どんなときでも恒心を保つ
   (2) 先を読む力を身につける
   (3) 大きな流れの中で、国の未来、会社の未来、自分の未来を考える
   (4) 「変わるもの」と「変らないもの」を捕まえる

  という構成となっている。

【キーワード】
  仕事の迷い  と 論語 の関係

【くまの感想】
  有名な北尾さんが語る「論語」の重要性。


   私は中でも第3章の中庸という言葉の持つ意味とその大事な要素に
   ついて大変興味深く読ませていただいた。

  中庸  一般的にはあまり使われていないが、たまに会社でも出てくる

  それは、全く違う意味でつかわれていることが残念なのだ。

  そして、中庸の要素を身につけることの重要性を感じた。

  著者も50歳を過ぎてからも難しいと語る 中庸の要素。面白い
  研究テーマである。

  本書でも、中庸について、孔子が語っていることを紹介してくれているが
  大変抽象的でわかりにくい。でも大事なことはよくわかるのである。


  私は、論語自体を読むよりも、それを解釈して本にしてくれているのを
  味わうのが好きだ。
  
  客観的に考えることができる。そして、正直なところ、まだ難しすぎる・・・笑。


  




出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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