2012年4月28日土曜日

読書(81/365)★★★ 細胞シートの軌跡 岡野光夫著

【今日の出来事】
 みなさんこんばんは。
 今日からGWに入りましたね。
 みなさんは、どんなGWをお過ごしですか?


 中にはお仕事の方もいるのでしょうか?


 私は今日は横浜のららぽーとでお買い物をしました。


 といっても私は特に何も買わなかったですが、


 沢山歩きました。


 必ず実施することは、本屋まわり、今どんな本が売れて
 いるかチェックするのが楽しみです。


 
 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ GW初日 日本でのリフレッシュができて「よかった」
■ お買い物でのウォーキングを楽しめて「よかった」



【本の紹介】
(81/365) 細胞シートの軌跡 岡野光夫著 祥伝社


「細胞シート」の奇跡「細胞シート」の奇跡
岡野 光夫

祥伝社  2012-02-02
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【本の構成】
  はじめに
  序章   自分の細胞で治す時代へ
         -日本発のテクノロジーが世界の医療を変える  


第1章  「治らない病気」を根治する
         -再生医療と「細胞シート」  


第2章  「細胞シート」が生まれるまで
         -「医工連携」が医療を変える  


第3章  世界が注目する「細胞シート」の現場
         -ここから医療の未来が変わる  


第4章  皆が「神の手」を使える医療へ


         -細胞シート工場、始動  という構成となっている。

【キーワード】
  細胞シート
  未来の医療


【くまの感想】
  細胞シート名前は聞いたことがあった。でもこの本を読むと
  なんと画期的でかつ、信じられないほど不思議なシートだと
  いうことがわかる。


  ■ 引用メモ ■
   いま、世界では「医療革命」と呼べるほどの大きな変化が
   起こりつつあります。その変化のただ中にあるのが、私の
   手がけている「細胞シート」です。細胞シートとは、自分の
   細胞を培養して増やし、患部に移植するための厚さ0.1ミリ
   以下の薄いシート状のパッチのことです。


   ⇒ まったくもって信じられない。こんなことができるのだろうか?
     いや、まさに実施されているのである。


  ■ 引用メモ ■
   ここまでは、「二次元」の薄い状態のまま細胞シートを使う
   治療についてお話ししてきました。しかし前章で触れたとおり
   細胞シートは平面にとどまるものではありません。重ねる
   ことで、「三次元」にもなります。


   ⇒ まさに驚愕なのだ。二次元から三次元の進化。著者は
     臓器作りというキーワードも述べている。これが実現
     すると少し恐ろしい自体にもなるかもしれない。まさに
     医療のモラルが必要だ。


  ■ 引用メモ ■   
      しかし私たちは、未来の患者のためにはこの技術が絶対に
     必要だと信じて黙々と研究を続け、ようやく多くの病気を
    治療できるという手応えをつかんでいます。

      ⇒ なんともすばらしい。未来を夢見て行う研究。
           夢がある。黙々と研究を続け研究者も時代を経て
            いくわけである。技術の進歩とはまさに日々の
            積み重ね。とても興味深いコメントなのだ。

道けわし。されど進むべし。そんな思いが伝わる書であった。
今何気なく受けている医療・薬は、そんな地道な研究を重ねた
ものであると考えるとしみじみとした気持ちになるのである。


出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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