2009年9月6日日曜日

読書④ ☆☆☆☆

【今日の出来事】
 9月にも入っているのに、暑い日が続きますね。今日はリフレッシュ第2弾。恒例のスイミングに
 行ってきました。50m×20本 休み休みのゆっくりとしたペースですが、2007年から続いているので
 自分としては◎ですね。

【本の紹介】
 ④ 急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則
   マルコム・グラッドウェル著 高橋 啓訳 ソフトバンク文庫
   


 【読んで印象に残ったところ】
  勝間和代さんがご推薦のマルコム・グラッドウェルの著書の1つ、「The Tipping Point」
  あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように
  広がる劇的瞬間のこと。

  はじめに ティッピング・ポイントとは何か?
  第1章  爆発的感染、その3原則
  第2章  「80対20の法則」から「小数者の法則」へ
  第3章  粘りの要素
  第4章  背景の力
  第5章  「150の法則」という背景
  第6章  商品はどのようにして感染するのか?
  第7章  自殺と禁煙
  第8章  ティッピング・ポイントを押せば世界は傾く
  
  いずれも特に興味深い、物事が急にブームになっていくメカニズムを
  少数者の法則、粘りの要素、背景の力という原則を下にケーススタディーも
  入れながら説明が進む。著者はジャーナリストであるとのこと。とても科学的で
  論理的なところもおもしろい。

  「セサミ・ストリート」を例にとった粘りの要素の説明のところは興味深い。
  日本でもNHK教育で放映されている子供向けの番組は、明らかに、その要素を
  取り入れていることがわかる。なんどもなんども同じシーンが、粘りを植えつける
  シーンが展開される。同じようなことが日常にもみられる。
 
 【自分の中の解釈・気づき】
  商品が売れていく過程を見た場合に、それが爆発的に売れていくティッピングポイントは
  キーとなる小数の人間が色々な形で存在する。

  また、皆が心の中に思っていることが、こうだったらいいのにな、ああだったらいいのにな
  と思っていることに対して、スイッチを押してくれる人がいた場合、それが小さな変化で
  あっても「ティッピングポイント」を境にその現象が想像もつかないほど大きくなっていく。

  世界が「小さな傾き」をきっかけにより平和になることを望みたいですね。

  
  
↓ブログランキングに登録してみました。1クリックご協力お願いします。目指せ25位以内。

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。感謝!

 

0 件のコメント: