2011年10月29日土曜日

読書(280)★★★★ ゆらぐ脳 池谷裕二・木村俊介著


【今日の出来事】
  みなさん。こんばんは。秋の週末をリフレッシュしてますか?
 私は家でゆっくり過ごしました。

 夕方は次女(小1)とスイミングへ、少し疲れていたので
 ゆっくりとしたペースで1kmを泳ぎました。
 

 『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 秋の週末、リフレッシュできて「よかった」

【本の紹介】
  (280)  ゆらぐ脳 池谷裕二・木村俊介著 文藝春秋
ゆらぐ脳ゆらぐ脳
池谷 裕二 木村 俊介

文藝春秋  2008-08-07
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 【本の構成】
  はじめに   木村俊介
  第一章  脳を分かる  
  第二章  脳を伝える  
  第三章  脳はゆらぐ
  ミニ質問

  あとがき   池谷裕二

  という構成となっている。

 【キーワード】
  脳
  ゆらぐ脳

 【くまの感想】
  脳の科学は大変興味深い。それは、すなわち、未知なる世界が
  まだまだあるからなのだと思う。その神秘のひとかけらが解明
  されたときの喜びはすごいのだと思う。

  そして、私たちの脳の可能性。

  すばらしい。

  ■引用メモ■
   人の網膜には三種類の色センサーがあります。青と緑と赤、
   いわゆる光の三原色です。この三色を自在に配合することで
   事実上、すべての色を作り出すことができます。

   ⇒ 脳の入り口となる。目、そして網膜、三種類の色センサー
    があるという。なんだか不思議な感覚なのだ。機械でない
    のにそんなセンサーがあるというのが不思議だ。

  ■引用メモ■
   活動ゼロにも、活動爆発にもならないまま、生命は、中庸な
  メタ安定状態を保つ・・・・・発散も収束もしないで、ほどほど、
  をさまようのです。この「ほどほど」のやわらかさは、生命なら
  ではのネットワークなのでしょう。

  ⇒ この「ほどほど」というキーワードが好きだ。興味深い
   ほどほどにいることで安定になるという状態を保っている。
   そこには何か安堵のようなものもイメージができた。

  ■引用メモ■
   今回そのように反論にまきこまれて痛感したことは、研究
  過程で目的やゴール位置を決めこむことは本当に危ない
  なぁということでした。だからこそ、私は最近、さらに「仮説
  を立てない方法」で研究をしたいと思うようになりました。

  ⇒ 仮説を立てない方法での研究 って斬新でおもしろい。
   イメージはわかないが、なかなか難しい取り組みでは
   ないだろうか?そもそも研究は仮説⇒検証の繰り返し。

  
  脳の機能は、まさに神秘的でわかっていないことが多い。
  その神秘さに魅了される人が多いのではないだろうか?
  
  そして、皆が必ず持つものであるから・・・・


 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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