2010年11月23日火曜日

読書(375)★★★ ビジョナリーカンパニー3 ジェームズ・C・コリンズ著

今日の出来事】
  本日2冊目のご紹介はあの第3作目

【陽転思考】
  ・東京での新生活をスタート 前向きな気持ちになれて「よかった」

【本の紹介】
  (375)ビジョナリーカンパニー3 ジェームズ・C・コリンズ著 山岡洋一訳
       日経BP社
      
ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階
ジェームズ・C・コリンズ(James C. Collins) 山岡 洋一

日経BP社 2010-07-22
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【本の構成】
  謝辞
  前書き
  第一章 静かに忍びよる危機
  第二章 衰退の五段階
  第三章 第一段階 成功から生まれる倣慢
  第四章 第二段階 規律なき拡大路線
  第五章 第三段階 リスクと問題の否認
  第六章 第四段階 一発逆転策の追求
  第七章 第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅
  第八章 十分に根拠のある希望
  付録一 衰退企業の選別基準
  付録二 比較対象成功企業の選別基準
  付録三 ファニーメイと2008年の金融危機
  付録四A 自己満足仮説の間違いを示す事実の一覧
  付録五 主要なポストに適切な人材の条件
  付録六A IBMの衰退と回復
  付録六B ニューコアの衰退と回復
  付録六C ノードストロームの衰退と回復
  付録七 良好な企業から偉大な企業への飛躍の法則
       枠組みの要約
  原注

  という構成となっている。

【キーワード】
  衰退の五段階

【くまの感想】
  ある意味。少し怖いし、当然の流れかもしれない。衰退する企業とは?
  そしてそうならない企業とは?

  結果論的な見方は感じるものの、その要素を段階に分けて考えるのは
  おもしろい考察だ。しかも、確かに当てはまることが想像できるのは
  興味深い。

  著書では第3段階 リスクと問題の否認をピークにその後大きく衰退
  していく過程を述べているが、どの段階で明確な方針を出し、くいとめる
  ことができるか?ということがポイントとなることがよくわかる。

  しかも、この法則は組織はもちろんのこと、個人に対してもあてはまる
  現象でもあるのではないだろうか?

  著書前作の飛躍の法則との関連して分析することもでき、おもしろい
  構成であると感じた。

  少し長くて読むのが大変ですが・・・・

【くまのアクション】
  現象を段階に分けて分析するその方法は興味深い。

  出会えた本に感謝!

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