2010年11月28日日曜日

読書(382)★★★★ 読書こそが人生をひらく 渡部昇一 中山理著

【今日の出来事】
 みなさん。おはようございます。4時起き実践中の「くま」です。
 今日も明石の自宅からです。子供たちともふれあいリフレッシュ中。
 
 明日からは、東京単身赴任継続です。がんばらねば。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 家族とのリフレッシュできた。そして家族の大切さを知ることができて「よかった」

【本の紹介】

 「本が好き!」からの献本(抽選による当選)に御礼!!

 (382) 読書こそが人生をひらく 渡部昇一 中山理著 モラロジー研究所
       
読書こそが人生をひらく―「少」にして学び、「壮」にして学ぶ読書こそが人生をひらく―「少」にして学び、「壮」にして学ぶ
渡部 昇一 中山 理

モラロジー研究所 2010-08
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 【本の構成】
  まえがき 渡部昇一
  第一章 読書は人間をつくる
  第二章 蔵書を持つ喜び
  第三章 神話に触れる意義
  第四章 歴史の真実に学ぶ
  第五章 自己を高める読書のすすめ
  あとがき 中山理

  という構成となっている。

 【キーワード】
  読書

 【くまの感想】
  驚き。世の中にはすごい人がやはりいる。前回記載した立花隆さんの蔵書は
  7~8万冊に対し、今回の著者の渡部昇一さんは、77歳(喜寿)を目前に百坪
  ほどの新しい書庫を建てたというとんでもない読書家なのだ。

  知る人ぞ知る、日本屈指の古書・書籍収集家

  そんな渡部昇一さんが語る読書については、やはり興味深い。

  ■引用メモ■
  いわゆる食事とサプリメントの違いは、本とインターネットの違いでは
  ないかと思うようになったのです。
  ・・・中略・・・
  サプリメントだけでも栄養は足りるはずですが、それで成長するかと
  いったら成長しないのではないかと思うのです。やはり物をよくかんで
  食べ、そして無駄なものは出しつつ、過程を経て成長があるんだろうと
  思います。

  ⇒ 本と食事、サプリメントとインターネット おもしろい比喩だ。

  
  ■引用メモ■
  最近「メタボリック・シンドローム」という言葉が聞かれますが、それは
  情報に関しても言えそうです。今日では、引用したくなるような名文では
  なく、どうでもいいような情報が溢れ、一種のメタボリック状態になって
  いるのではないかと思うときがありますね。インターネットの情報は
  まさに玉石混淆(ぎょくせきこんこう)です。今日のように情報が溢れて
  いる時代であるからこそ、余分な情報はそぎ落とし、ほんとうに滋養の
  あるものだけを摂取するようにしないと、情報のメタボリック・シンドローム
  になってしまう危険性があるのではないでしょうか?

  ⇒ 納得。そして読書はそんなメタボリックを抑制してくれる効果があるのでは
     ないだろうか?方法にもよるが・・。

  
  「プライベートライブラリー」を持つことの豊かさが書いてある。
  著者の渡部昇一さんは、百坪の書庫を持っておられるとのこと、
  私もそのようなライブラリーを持ってみたい。

  今、電子書籍が出始めており、場所をとらないプライベートライブラリーなどが
  クラウド形式で、存在し、少し変化するかもしれないが、私の夢だ。

  そして、最後にこうかいてあるのが印象的だ。

  ■引用メモ■
  ほんとうに自分の愛読書、もう一度読みたくなるような本を持つことです。
  それが増えていって晩年に到るというのは、いいことだと思いますよ。
   愛読書は、精神をつくるとともに、老齢に到っても頼りにも慰めにも
  なる「友」ですね。

  ⇒ 「愛読書」=「友」 深い。そしてそんな「友」を私もつくっていきたいと
     思った。
  
  そしてなんといっても読書の世界は自由。無限の広がりがあるところが
  すばらしいと思う。
 
 【くまのアクション もしくは 想い】 
  将来 プライベートライブラリーを持ち、そして「友」となる「愛読書」に
  囲まれたい。

 【著者からのおすすめ本 本つながり】
  
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 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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