2010年2月18日木曜日

読書(59) ☆☆☆☆ 日本銀行は信用できるか 岩田規久男著

【今日の出来事】
 今日は横浜にある会社の宿泊施設からブログ書いております。同期と先輩と飲み会を
 しました。心許せる友いいものですね。あと宿泊所で後輩にばったり会って部屋で語りました。
 今日も 
 ツイてるわ。

 本日は2冊の本のご紹介。上念さんお勧めの本、日本銀行の話。

【本の紹介】
 (59) 日本銀行は信用できるか 岩田規久男著 講談社現代新書
     


 【本の構成】
  序章  日本銀行の金融政策は信頼できるか
  第1章 どんな人が金融政策を決定しているのか
  第2章 日銀の金融政策で大不況を脱出できるか
  第3章 責任逃れに使われる「日銀流理論」
  第4章 平成デフレ不況をもたらした金融政策
  第5章 日銀はなぜ利上げを急ぐのか
  第6章 日銀に「インフレ目標」の錨を
  第7章 日銀改革の勧め
  おわりに
  参考文献

  という構成でなっている。

 【印象に残ったところ】
  勝間さんや上念さんが訴える材料となっている本の1つと感じる。特に第1章の人材と
  いうところ。東大法学部主席であることが代々の条件となっているような日銀総裁人事
  経済の専門家ではない。(ただしこれがいいかどうかはわからない)ある意味伝統ある
  組織形態である。

  そしてやはり第6章の日銀のインフレ目標の錨の話は納得できる。世界的に見ても
  そうすべきだと思う。インフレにすることにより、その方法によりいろんな副作用が出て
  それを日銀の責任にされることもあるかと思うが、今はやはり、日銀が責任を持って
  政策を実施すべきだ。それができないのであればこの著書にも書いてあるとおり、その
  権限をはく奪すべきなのかもしれない。

  日銀理論
  成功例もあるようだ。第2次石油危機を挟んだ1970~1980年半ばまでは、日銀は
  世界の中央銀行の中でも抜群の成績。そのなかみは、裁量的金融政策をやめ、
  貨幣増加率を重視する金融政策を採用したからだという。

  ⇒ 日本人独特の頭の固い。腰の重い日銀、今こそ立ち上がろう。応援したい。
     といっても一般市民が何をこざいてるねんと言われそうだが・・・。笑。

  勉強になった一冊! ありがと!

  今日もツイてる。


  


  

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