2010年2月8日月曜日

読書(48) ☆☆☆ ザ・前座修業―5人の落語家が語る (生活人新書) 稲田 和浩, 守田 梢路著

【今日の出来事】
 今日は大分あたたかいと感じることができましたが、新潟をはじめ雪国の皆さん 大変
 ですが、なんとか乗り越えて欲しいものです。

 本日は、落語家の人達の修行の時期。 前座修行という題名の本をご紹介。


【本の紹介】
 (48) ザ・前座修業―5人の落語家が語る (生活人新書) 稲田 和浩, 守田 梢路著
       日本放送出版協会
     


 【本の構成】
  まえがき
  Ⅰ部    密着 前座の仕事
  Ⅱ部    5人の落語家が語る 私の前座修行
         林家小三治
         三遊亭円丈
         林家正蔵
         春風亭昇太
         立川志らく
  Ⅲ部    「落語」を楽しむためのミニガイダンス
  あとがき
  
  という構成でなっている。


 【印象に残ったところ】
  何気に見たことのある落語。といっても私はテレビを通してだけしかない。いわゆる寄席
  は行ったことがない。NHKの連続ドラマ「ちりとてちん」で少し知ったくらいのものだ。
  でもこの本を読むと、師匠に弟子入りした落語家の玉子達は、地道な修行、いわゆる前座
  修行を行う。寄席の準備。師匠の着物のたたみ、その内容ときたらそれはもうすごい。
  おまけに師匠の家の掃除・洗濯などなど。一見、落語と何の関係があるのか?と思われるが、
  その解釈をそれぞれの前座修行を実施した5人の落語家の方々からコメントがあり、
  おもしろい。門下によっては、随分考え方も違っていて興味深い。

  江戸で落語ができたのは江戸時代後期といわれている。そこから代々続けている文化
  何か意味のあることに違いない。

  師匠と弟子との切手も切れない縁というか信頼関係が生まれるのだろうか?
  
  それぞれの師匠の間でも考え方はいろいろあるが、いいものは残るという考え方に
  たてば重要な修行なのだろうきっと。

  これも図書館で出会った1冊!ありがと!


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いつも閲覧いただき、ありがとうございます。感謝!

2 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

早速,ブログはじめてみました。
勝手にくまさんのブログを紹介してしまいました。ははは。
http://guzula.air-nifty.com/blog/20100209_1.html
です。
ぐずらより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさん

コメントありがと。そしてブログ開通おめでと
楽しみに読ませてもらいますよー。

継続は力なり