【今日の出来事】
 今日は横浜に日帰りの出張でした。新幹線の往復。暖かいとおもいきや。寒かったです。
 本日は2冊の本のご紹介。1冊目は立川談志さんの弟子の立川談春さんの著書から。
 これ感動しました。
【本の紹介】
 (52) 赤めだか 立川談春著 扶桑社  
 【本の構成】
  第1話  「これはやめとくか」と談志は云った。
  第2話  新聞配達少年と修行のカタチ
  第3話  談志の初稽古、師弟の想い
  第4話  青天の霹靂、築地魚河岸修業
  第5話  己の嫉妬と一門の元旦
  第6話  弟子の食欲とハワイの夜
  第7話  高田文夫と雪夜の牛丼
  第8話  生涯一度の寿限無と五万円の大勝負
  特別篇 その1 揺らぐ談志と弟子の罪  -立川流後輩達に告ぐ
  特別篇 その2 誰も知らない小さんと談志 -小さん、米朝、ふたりの人間国宝
  という構成でなっている。
 【印象に残ったところ】
  前の前座修業という本でも記載したが、私は落語をほとんど知らない。天才立川談志さんの
  元に弟子入りした談春さんが、師匠と接してきたエピソードを書いているこの本に、強烈に
  吸い込まれていった。対話するというか、映画を見ているような感覚であった。
  そして読み終わった後は、疲れた。著者の2つ目、真打ちと経ていく苦労が伝わってくるという
  か強烈にイメージできた。
  落語ってなんなんだろう? 
  深みがある。これぞ日本の文化なのだろうきっと。つらい思いをして修行して
  自分なりの理解をしながら落語を極めていく過程。そのプロセスには、圧倒される。
  決して真似のできない世界。
  私は昨年「情熱大陸」という番組で、著者を知った。本の紹介もあり、読みたいと思っていた。
  そして、やっと図書館で出会えた。
  そして、なーんにも現在わからないけれど、落語を聞いてみたいと思った。
  これも図書館で出会った一冊!ありがと!
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