【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、サッカー選手の中村俊輔さんの著書。
【本の紹介】
 (41) 察知力 中村俊輔著 幻冬舎新書  
 【本の構成】
  第1章  成功へ向かうとき、必要なものが「察知力」だ
  第2章  僕はこうして「察知力」を磨いてきた
  第3章  「察知力」を活かして未来へ進む
  あとがき
  という構成でなっている。
 【印象に残ったところ】
  はじめにこう書いてある。
  MVPを受賞したからといって、何かが完結したわけじゃない。ひとつのシーズンが終わった
  に過ぎない。まだまだ僕はサッカーをプレーし続けるのだから、先のことを考えて準備して
  おかねばならない。
  このちょっとした危機感。未来を察知し、そのための準備を怠らない。
  という。
  思うようにいかないことにぶち当たったとき、原因を察知する力。
  上司から自分が求められていることを察知する力。
  目標へ到達するためにやるべきことを察知する力。
  この察知力は、サッカー選手、アスリートに関係なく共通すると著者はいう。
  ⇒ なるほど。とても参考になる。そして私の周りの仕事ができる人は
     まさにこの行動を実施している。共通するのだ。
  著者が非常に大事にしている「サッカーノート」これを紐解くことにより、常に書くことに
  よりその触覚・イメージは研ぎ澄まされていくという。忘れたくないこと。忘れちゃいけないこと
  がぎっしりつまっているそうだ。
  ⇒ これおもしろい。私もそんなノートを書いてみたくなった。他人にはつまらないノートでもいい
    振り返るための財産。将来のための財産。
  最後に関心した一言。
  トルシエ監督との4年間。悔しい思いをした。ワールドカップのメンバーに残れなかったことに
  対して、「あの監督じゃなければよかったのに」などと思うことはなかったという。
  むしろ。その4年があったからこそ、今の自分があるという解釈をしている。
  ⇒世間一般の人達は、こうみていただろうか? 
    このように考えられる著者は、やはりすごい。ふつうならスネスネマンになる。絶対に。
  そして、
  著書の最後にこう言っている。
  選手のタイプや立場、性格、状況など、あらゆることを察知して、指導方法を変えられる
  指導者になりたい。
  と。
  これも図書館で出会った1冊! ありがと!
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2 件のコメント:
「察知力」私も昨年読みました。
サッカー選手は野球選手よりもプレーに自由度があるので,よく考えてプレーしているせいか,みんなしっかりしたコメントをしていると思います。
中村俊輔はそのなかでもピカイチですね。
ぐずらより
みーやんさんへ
コメントありがと。
あんなにトルシエ監督との確執で
騒がれてたのに感謝している。
中村選手はすごい。普通の人なら
すねて次につなげられないと思いました。
流石です。
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