2010年2月2日火曜日

読書(42) ☆☆☆ ニッポンを繁盛させる方法 島田紳助/東国原英夫

【今日の出来事】
 平和な日々進行中。仕事もどたばたもなく、なんだか嵐の前の静けさという感じがしております。
 こうゆう時はじっくりと腰を落ち着けて、これまでのまとめ、これからの模索を行っていくように
 しております。
 関東は雪が降っていたようですね。

 本日は1冊の本のご紹介。少し前の本ですが、島田紳助さん・東国原英夫さんの共著。

【本の紹介】
 (42) ニッポンを繁盛させる方法 島田紳助・東国原英夫著 角川ONEテーマ21
    


 【本の構成】
  激論のまえに  島田紳助
  第1章      日本を元気にするために 島田紳助・東国原英夫
  第2章      憂国論            島田紳助
  第3章      地方から国を変える    島田紳助・東国原英夫
  第4章      国家再建論         東国原英夫
  激論のあとに  島田紳助

  という構成になっている。

 【印象に残ったところ】
  この本は2007年11月の初版が発行されており、2年とちょっと前の時期なので
  逆におもしろい。著者お二人が予想していることが意外とというと失礼だが当たっているのだ。

  こう記されている
  島田  いや、たとえ次の選挙で民主党が勝ったとしても、まだ自民党議員は笑って
       いると思うよ。「どうせ民主党が与党になってもすぐに失敗するやろ」ってね。
  東国原 1993年の細川護煕連立政権がまさにそうでしたからね。
  島田  93年と一緒。「公約していたことは絶対にできへん」と思っている。「どうせまた
       2、3年辛抱したら与党に復帰できるやろ」って。だから、自民党にお灸がすえられる
       のは、衆議院で民主党が勝って、政権が交代して、民主党が思った以上にやるところ
       を実証して見せた時やな。

  ⇒ こわいくらい当たっている。今自民党はお灸をすえられて、細かいことをチクチク追求して
    いる。

  しかし、その後にさらにまた衝撃的なコメントがある。

  著者(島田紳助さん)曰く
  政治からこの国を繁盛させるためには、来る衆議院選挙で自民党が負けなくてはならないと
  俺は思う。そして民主党が政権与党になる。そのとき、民主党が立派に自民党と違う政策を
  打ち出し、自民党よりも国民が納得する政治を行うことによってこの国はよくなる。
  しかし、それもまた、大きな期待はできない。もしかすると自民党のように甘い言葉を
  振りまいて、赤字国債を増やすだけかもしれない。結局は自民党と同じことを繰り返す
  だけになるかもしれない。

  そうして、政権を交代して、大きくなっていく。という。

  ⇒ これを2年ちょっと前にすでに予想していることがすごいと思った。

  その後、東国原知事に宮崎県をよくするアイディアなんかを討論しているのが
  とっても商売上手というか、斬新なアイディアが創出されて、興味深い。
  どちらも野心があることがありありと感じられるが、それをよしとしている。

  図書館で出会った1冊!ありがと!
 

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