2011年8月22日月曜日

読書(219)★★★★ 道元「禅」の言葉 塩野勝悟著

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介は、「道元」の言葉。

【本の紹介】
  (219) 道元「禅」の言葉 塩野勝悟著 知的生きかた文庫
道元「禅」の言葉―ゆっくり読む、ゆっくり生きる (知的生きかた文庫)道元「禅」の言葉―ゆっくり読む、ゆっくり生きる (知的生きかた文庫)
境野 勝悟

三笠書房 2008-11-20
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 【本の構成】
  はじめに 今こそ必要な生き方が、わかる本
  第1章  「本当に大事なもの」に気づく30話
         少し見方を変えるだけで

  第2章  「悩み」から自由になる30話
         ”捨てた”分だけ楽になれる
  
  第3章  自分の中から自信が生まれる20話
         ゆっくり、じっくり、自分のペースで
  
  第4章  「生き方」を考える20話   
         迷いや悩みがすっと消える
  
  という構成となっている。

 【キーワード】
  道元
  「禅」 

 【くまの感想】
  私が持っていた「禅」のイメージとは違ったものであった。
  当時道元が宇宙のことを考えたかどうかは、「?」であるが、
  宇宙と解釈できる言があることは認める。
  不思議な考え方を知ることができた。

  ■引用メモ■
   道元は、自分の生命は尊い大宇宙の生命であることを
   まず悟り、だれもが宇宙の根元の生命で生きていること
   を、しっかり自覚しなさい・・・・そこにこそ、自分がいまの
   ままで、自信を持って、自由自在に生きていく光を発見
   できると、その基本的な心得を教えてくれる。

   ⇒ 少し文章は変である(心得を教えてくれているではないか?)
     が、いいたいことはよくわかる。

  ■引用メモ■
   道元が、「自己をならふなり」といっているのは、自分にない
   知識を他人から教わることではない。もともと自分にあるもの、
   自分にきちんとそなわっているものを、学習するのである。
   自分を自分が学習するのである。一歩外へ前進するのでは
   ない。一歩自分の内側へ退くのである。外を見るのではない。
   自分の内側を見るのである。道元は、これを「生知(しょうち)」
   といっている。

   ⇒ 自分を自分が学習する。とっても深いことであると思う。

  ■引用メモ■
   道元は、まず、

   欠気ー息あるべし

   静かな所できちんとととのえて、深く、すーっっと息を吐き出し
   なさい・・・と、いっている。そうして、しみじみと、この一息が
   あるから、いま、自分は生きている。この一息が、自分の
   人生のすべてを動かしている、ということを、静に思いなさい、
   静に見つめなさい・・・・と。

   ⇒ これはそのとおりだと思う。このように考えることを
      大切にしたい。

  道元さんっていい言葉を沢山持っている。禅の考え方を
  純粋に学んでみたいと思った。

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

2 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

「親鸞と道元」という五木寛之さんと立松和平さんの対談本も読んでみてください。
面白いですよ。(^^)
みーやんより

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

みーやんさん
 いつもコメントありがとう。
 そして、早速読んでみます。

by Kuma