2011年8月1日月曜日

読書(200)★★★★ 眺めのいい人 伊集院静著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。今週も、大忙しスタートでしたー。
  月曜日は会議ばっかりで大変ですが、いいスタートは切れたと
  自負しております。

『今日の(よかった)from 陽転思考』
  ■ 今週もいいスタートが切れて「よかった」 

【本の紹介】
  (200)  眺めのいい人 伊集院静著 ゴマ文庫
眺めのいい人 (ゴマ文庫)眺めのいい人 (ゴマ文庫)
伊集院 静

ゴマブックス 2007-11-07
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 【本の構成】
  48人の眺めのいい人の紹介がある。

  そして

  あとがき 綺羅星を見上げていた
  解説   ラブレター 島田明宏

  という構成となっている。

 【キーワード】
   伊集院静さんからみた眺めのいい人。

 【くまの感想】
   先日「情熱大陸」で出演されていたのをきっかけに、気になった。
   そこで、少し読んでみようと決意した。

   何か「さっぱり」した印象を受けたのである。

   石原慎太郎さんとか、私から見ると同じ系統に見える。

   はっきりとものを言う。

   これは大事なことだと思う。

   そして、伊集院静さんの文章に入っていこうと思った。

   この本は、48人の眺めのいい人、つまり伊集院静香さんの
   人間を見る眼が書いてあるのである。そして、自分の思いが
   ところどころにふと書いてあるところがさらに面白い。


   ■引用メモ■
    この頃はなるたけ知らない人と逢わないことにしている。
    これ以上、人と知り合いってもしかたなかろうというのが
    正直な気持ちで、ここ数年、それを守って来たら妙な
    もので、初めての人と逢うのが怖くなった。

    ⇒ 面白い行動だ。

   ■引用メモ■
    私は傷の付いていない、欠けたところがない、器に
    なろうと喘いでいたのである。
    ところがよくよく世間を見てみると、欠けていない人間
    傷付いたことがない人間などいないことが見えるように
    なった。それがあるから、人であるようにさえ思えた。
    欠けているから、そこに安堵があり、情が通うのである。

    ⇒ なるほど、これは共感するところがある。

   ■引用メモ■
    人は人生の中で、そう何人も大切な人に出逢うものでは
    ない。

    ⇒ なるほど、この感覚は大切にしたい。確かに言われて
       みるとはっとする。

   そして、当然かもしれないが、色んな本の紹介が為されており、
   伊集院静さんの読書量が想像できるのである。
   

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

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