2011年8月10日水曜日

読書(212)★★★ はやぶさ 吉田武著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、「はやぶさ」の話。

【本の紹介】
  (212)  はやぶさ 吉田武著 幻冬舎新書

 【本の構成】
  プロローグ・挑戦
  第Ⅰ部 大地の詩
   第1章 逆転の糸川英夫
   第2章 遺産から財産へ
   第3章 栄光、落胆、そして試練
 
  第Ⅱ部 天空の詩 
   第4章 虹の彼方へ、星の世界へ
   第5章 「はやぶさ」への道  
   第6章 旅のはじまり  
   第7章 遂に来た、イトカワ!

  第Ⅲ部 人間の詩  
   第8章 旅路の果てに

  エピローグ・復活
  おわりに
 
  という構成となっている。

 【キーワード】
  はやぶさ
   
 【くまの感想】
  本書は、「はやぶさ」にいたるまでの歴史や経緯を主に書いている
  ところに特徴がある。
  それぞれの世代の人たちが最先端の科学を駆使して積み上げて
  きた業績は興味深いものがある。

  そして、これから宇宙に対する挑戦は継続していくのである。

  ■引用メモ■
   逆行を楽しむ
   災い転じて福と成す、糸川流では『逆転の発想』である。その最も
   劇的な例がここにある。常に現実を見る。その中で最も適切な
   ものを選ぶ。合理に徹し、常識を疑う。成功の後追いをしない。
   前例を退け、前例のないことに挑む。
    糸川自身の言葉によれば、『要は場合に応じての具体的解決
   にあり、マイナス面をできるだけ少なくして、プラス面が出るように
   不断の注意を怠らないことが必要』なのであり、『逆行こそが
   人間を飛躍させる』のである。

   ⇒ この考え方は気に入ったので、記載してみた。

  どちらかというと、宇宙開発の歴史に重点を置いている本であった。
 

 出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!  

0 件のコメント: