2009年12月4日金曜日

読書(8) ☆☆☆ -¥740-

【今日の出来事】
 本日3冊目のご紹介。森の力:子供と同様大切にしたいものの1つですよね。もっともっと森や自然を知るべきだと
 思った。

【本の紹介】
 (8) 森の力 育む、癒す、地域をつくる 浜田久美子著 岩波新書
   


 【本の構成】
  はじめに
  Ⅰ 育つ
    第1章 森の幼稚園は五感のゆりかご  感情を深くためるからだに
    第2章 高校生、森の名人に出会う  「森の”聞き書き甲子園”」というチャンス
  Ⅱ つながる
    第3章 わが町で豊かに暮らし続けたい   森林セラピーで地域づくり
    第4章 みんなで「森の健康診断」      人工林と森林ボランティア
  Ⅲ 生み出す
    第5章 森の恵みを生かすビジネスを   森林バイオマスの可能性
    第6章 森のプロを育てたい       「林業トレーナー」の挑戦
  Ⅳ 引き継ぐ
    第7章 街と山をつなぐ大工たち   地域の材を使いたい
    第8章 種をまく人たち         木を知る建築士を育てる
  おわりに 森と暮らしの変遷、私的概観

  もっと知りたい人のために

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  この本、まさに目次のとおり。中でも、森林バイオマスの話はとても興味がある。
  環境問題で温暖化が進む中、これからどんな戦略をたてていくのか? 鳩山さんもさらなる高い目標を
  掲げた。そんな中で森林バイオマスとっても期待できる要素ではないだろうか?
  エタノールの利用により、食糧バランスが悪くなったことは、有名な話。

  自然を大切にして、そのおっそわけを少しもらう。そんな循環はないものだろうか?

  そして、子供たちは森と接する。そんな幼稚園すごい。そして、街の人たちがボランティアや
  仕事として、森を診断していく。「森の健康診断」なんだか、身近に感じるネーミング。

  そして自然をもっともっとしろうとすること。ほんと大切。

  著者いわく
  森に関わることで変化が起きうる。その変化から根本的な解決策が具体的に見えてくる。動き出せる。
  順番を変えよう。
  あまりにも地道で、即効性のないものに思われるかもしれない。しかし、確実に、森にも人にもプラスがある。
  ぜひ、本物の森へ入ろう。そこから受ける恩恵を、物心両面、ありがたくいただこう。そこで身につけた力は、
  やがて必ず森に還元されていく。

  とってもすばらしい。地道にコツコツつみあげていきたいものだ。

  これも図書館でであった一冊!ありがと!

  

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いつも閲覧いただき、ありがとうございます。感謝!

 

2 件のコメント:

ひまえもん さんのコメント...

○○はやってはいけない、○○へ行くと危険だという昨今、森で自由に遊べる(と書いて書いてあるかはわかりませんが)幼稚園というのは、すごくよいことだと思います。
 子どもたちがもっと身近に森や田舎を感じ、農業や林業に興味を持ち、自然や遊びの中からいろいろ学んでいってほしいと思います。

読書のすばらしさを伝えたい。 さんのコメント...

ひまえもんさん
 コメントありがとうございます。
 同感です。

 自然大事にしたいですよね。