2009年12月15日火曜日

読書(25) ☆☆☆ -¥850-

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介。地球の内部ってわかっているのか? 将来にこの調査継続つなげられるといいな。

【本の紹介】
 (25) 地球の内部で何が起こっているのか? 平朝彦・徐垣・末廣潔・木下肇著 光文社新書
      


 【本の構成】
  はじめに なぜ大津波は起きたのか/地球深部探査船「ちきゅう」の誕生
  第1章  プレートテクトニクスの創造  深海掘削計画の働き
  第2章  日本列島とプレートの沈み込み
  第3章  激変した地球環境
  第4章  新しい地球観の構築
  第5章  「ちきゅう」の建造と運用
  第6章  未踏の地球深部へ
  第7章  地球の発見
  巻末用語集
  参考文献
  図の出典及び作者一覧

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  なんといっても日本が開発している「ちきゅう」、地球の中心を目指して、どんな物質でできているか 
  日々少しずつ新しい発見がくり広げられている。また、10年とかいうオーダーではなく、将来も継続して
  探索を続ける必要がある。世代から世代へとコツコツ。つみあげる研究・分析。感動した。

  ドイツの気候学者 アルフレッド・ウェゲナーさんは、大西洋を挟んで東西の大陸の海岸線が、ちょうど
  ジグソーパズルのピースのようにぴったりくっつくことに気が付いた。さらにオーストラリア、南極など
  他の大陸についても、うまく合わせると、すべての大陸があたかも1つの大きな大陸に合体できることを
  見出したらしい。
  ⇒すごすぎる。我々教科書で見たことがある。

  地球地下探索調査では色んなことがわかる。
  例えば
   最近70万年の地球は(←これって最近?)、10万年周期で氷河期と間氷期が繰り返されているという。
   私たちの生活レベル1年:365日では考えられない周期だ。

  地球の人口は60億。地球の面積から考えるとなんと0.025km2の土地を1人の人が占めている計算に
  なるという。0.025km2というのは学校のグラウンドくらい。広いと思われるかもしれないが、食物や水
  地下資源を含め、学校グラウンド程度の広さ1つにつき、1人の人間を養っていかなければならないと言える。
  そう考えると、これは、とても狭い空間に思える。

  地球内においてもわからないことが沢山ある。その可能性を目指して日々
  邁進していきたい。

  これも図書館で出会った一冊!ありがと!
 


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