2009年11月15日日曜日

読書⑦ ☆☆☆☆☆ -¥740-

【今日の出来事】
 みなさんこんにちは。台湾の出張から帰ってきて、今日は1日のんびりすることができました。
 明日から寒くなるようですね。もう寒いですが・・・・ぶるぶる。大学の頃に愛用した一澤帆布バッグの話
 超感動しました。思い入れが私にはありすぎます。


【本の紹介】
 ⑦ 一澤信三郎帆布物語 菅聖子著 朝日新書
     


 【本の構成】
  はじめに 逆風を追い風にして
  第1章  お家騒動
  第2章  信三郎帆布の挑戦
  第3章  3代目信夫が語った「一澤帆布物語」
  第4章  帆布かばんができるまで
  第5章  小さくてもオンリーワン
  おわりに 真摯なもの作りは、続く

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  この著書を読んで、私は初めて、事の真相を知ることができた。全く知らなかった。世間でもこんなに
  話題になっていたとは・・・・ワイドショーなどではよく報道されていたようだ。

  知る人ぞ知る「一澤帆布」 

  皆さんご存知でしょうか?
  私はとってもこのブランドには思い入れがあります。

  初めてこのブランドを手にしたのは、1992年の大学一年生の時でした。大学の友人に連れられて
  入った時に見た数々のバック。とっても特徴がありました。色も珍しく、少しどちらかといえば地味な
  感じのするバック。その隅には「一澤帆布 そして住所」が書かれているあのデザイン。鮮明でした。

  あまりお金もない学生の頃だったので、最初は小さな財布を買い、少しお金が貯まってきたところで
  通学用のバックを買ったりしてました。その当時のお店は今みたいに立派なものでなく、隣にある
  まさに工房にカバンがぶら下がっているというものでした。

  当時、近くの京都芸術大学の学生が絵を入れたりして持ち歩いていたのが印象的でした。
  
  まさに京都の目印

  そうこうしているうちに1996年に横浜に就職し、1999年今の妻を実家に連れて行って京都観光した際に
  寄った際にはびっくりしました。店も新しくリニューアルされ、しかも沢山の人が買い物に来ているじゃ
  ありませんか。すごいと思いました。 東京人の妻も大変気に入ったみたいで沢山買い物してました。
  腕時計なんかも買ってました。笑。
  とっても嬉しい光景

  そして、数年前、また訪れた時に、少し異変を感じました。その時にはまだわからなかった。
  なんだか、店が閉まっていた。寂しい光景だった。そして向かい側には「信三郎帆布」のショップが
  あり、私たちが行った時には、売り切れの状態だった。私には何がなんだかわからず、流行っているのだなー
  と思っただけでした。妻が少しワイドショーなどで知っているようでした。

  そして今日、この著書を読んで、すっきりしました。
  
  そして、今度また、時間を見つけて私の大学時代の思い出の京都に訪れ、そして信三郎帆布を是非買いたい。
  是非とも買いたいと思いました。

  職人さんたちの思い、そして京都で協力された人々の想いがこめられたブランド。
  すごいではありませんか、感動しました。

  でも、あの頃のバック。帰ってきて欲しい気持ちも少し出てきました。
  
  これも図書館で出会った一冊!ありがと。  


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