2009年11月25日水曜日

読書⑯ ☆☆☆ -¥790-

【今日の出来事】
 今日もマイペースな1日でした。最近あわただしくなくペースを守れている気がします。いい調子です。明日は日帰りで
 関東方面に社内出張があります。久しぶりの新幹線です。

【本の紹介】
 ⑯ コンビニ食と脳科学 「おいしい」と感じる秘密 加藤直美著 祥伝社
    


 【本の構成】
  はじめに
  
  第1章 おいしさも見た目が9割
  第2章 おいしさと脳
  第3章 変わるおいしさ、変わらぬおいしさ
  第4章 おいしさの表現を磨く
  あとがき
  参考文献

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  ついつい寄ってしまうコンビニ。私は週1~2回だが、平日毎日という人も沢山いるようだ。
  そんな中で気づかずに行われているコンビニ業界の工夫。いろいろあるようだ。

  コンビニの商品: 他への匂いが移らないように、例えばおでんのつゆに匂いをおさえる工夫を
             施しているようだ。確かにコンビニに入って、ぷーんとにおわない。色々ある
             商品の匂いが混ざらないのは確かに不思議。

  また、味覚についての分析が行われている。

  複雑な味わいのネーミング
             ハウス「こくまろ」カレー 
             「コクがある「まろやか」を足したもの、最近流行の食の言葉
             どちらも単一の味では出し切れないもの。
             ⇒なるほど私も休みに作るカレー、これついつい買っちゃいます。そしてほんとに
              「こくまろ」なんですよね。

  そして、なんといっても嗜好性の話
  コンビニに通うこと自体嗜好性ですよね。

    油脂を摂る幸せ
     味としては感じないにもかかわらず、油脂に高い嗜好性があるのは、何らかの刺激が脳に伝わり、
     脳が好ましいと判断するから。
     このとき、脳内にβーエンドルフィンという物質が増えるらしい。
     ⇒なるほど、強敵「ポテトチップス」もこれなんだ。ほんとからだが欲します。

  その他に、醤油の話、P125の日本地図と醤油のタイプ別分布は興味深い。関西は淡口醤油
  昨年龍野醤油見学に行ってきました。 関東は濃口醤油ですよね。

  そして、「うま味」の話
   これを発見したのは日本人であるというのは有名な話。欧米人はこの味を単一で区別できないようだ。
   最近、その味を感じる欧米人も増えているとのこと。
   ⇒私たちも日々何気なく摂る「うまみ」お味噌汁やお鍋などでその差ってわかりますよね。大事な文化。

  ほんとに食は奥深いものであると実感させられました。またコンビニ。いいのか悪いのかわかりませんが
  世の中の必須になりつつあります。将来どんな位置づけとなっていくのか?

  美味しいものは受け入れられ、まずいものは捨てられていくのか?それとも、私たちの味覚が退化していくのか?


  これも図書館で出会った一冊!ありがと。


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