2009年11月24日火曜日

読書⑮ ☆☆☆ -¥800-

【今日の出来事】
 フォトリーディングを始めてみました。まだまだ速度や脳内への蓄積度は、未熟ですが、少し驚きを感じています。
 何かが変わった気がします。今日は2冊本を読んでしまいました。さぁ。これからのどんな本と出会えるか
 楽しみになってきました。

【本の紹介】
 ⑮ 人間力の磨き方 鳥越俊太郎著 講談社+α新書
    


 【本の構成】
  まえがき
  第1章 この仕事に向かないといわれ回り道ばかりの新人時代
  第2章 地道に足場を固めて「プロ」の力を養う
  第3章 転機は自分でつくる 実りへの足がかり
  第4章 50歳以降はおまけだ 激動の世界を全部この目で
  第5章 いくつになっても試練と危機  生涯、一「ニュースの職人」

  という構成でなっている。
 
 【印象に残ったところ】
  著書の自叙伝を書いたものですね。その中から色んなトライアルや経験、対人間関係の難しさが伝わってきました。
  
  P.83から抜粋
   「わかりました。編集長がそこまで言ってくれるなら後は任せます」
    これが私の運命の分かれ目だった。最近になって時々、この人生の岐路について考えることがあるが、
   私がこのとき、「サンデー毎日」編集部に異動せず、社会部に残っていたらどうなっていただろうか?

   ⇒人それぞれこの場面ってありますよね。レベルは大きく違うけれども、もしあの時違う道を進んでいたらならば・・・

  P.157より抜粋(ポイントまとめ)
   ジャーナリストになるには何が必要か?
   「大前提として、他人の100倍も幅広くて深い好奇心。そして三つの「観」です」

   1. 歴史観  今眼前で起きている事象にはすべて歴史的背景を見出すことができる。・・・・
             せめて30歳くらいまでには自分なりの歴史観を身につけていたいものだ。
   2. 人間観。 ・・・・生まれて、やがて死んでいく運命の人間の、人それぞれの心のヒダ・・・・そうゆう
             複雑にからみ合った人間について、自分なりの観察力と理解を持つことである。 
   3. 比較文化観。 この地球上で同じものは1つとしてない。
             異文化に対し、その差異を比較考慮できる能力を持っているかどうか、これはメディアで
             仕事をする上で大変重要なことなのだ。

   略をしているが、伝わってくるものがありますね。

   紛争地帯へと身を乗り出して、アクティブに取材へと突き進む著書
   その人生観は、大変参考になるし、心に残る興味深さがあります。

   これも図書館で出会った一冊! ありがと。

 
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