2009年11月2日月曜日

読書① ☆☆☆ -¥760-

【今日の出来事】
 今日は横浜までの日帰りの出張でした。Twitterのつぶやきログにも出ると思いますが、6:48西明石発で
 9:30には新横浜に着いちゃいます。今更ながら新幹線早いですよね。笑。
 新幹線での時間は、インターネット(N700系の場合)、読書、携帯でツイッター、そして居眠りなどなど
 色んな時間に使えるので有効です。

【本の紹介】
 ① 「生きづらさ」について 貧困、アイデンティティ、ナショナリズム 雨宮処凛・萱野稔人著 光文社新書
    


 【本の構成】
  第1章 「生きづらさ」はどこからくるのか?
  第2章 貧困とアイデンティティ
  第3章 認められることの困難とナショナリズム
  第4章 「超不安定」時代を生き抜く
  
  という構成からなっている。
 
 【印象に残ったところ】

  私は来年40歳になるが、若者というと15歳~30歳のイメージを持つ。彼ら・彼女らが抱える
  「生きづらさ」はどこから来るのか?ということが詳細に書かれている。雨宮氏ご本人の体験に加え
  現在行っておられる活動で垣間見る人間模様。自殺の一歩手前で止められた例やそうでない例
  少し暗くさせられてしまうが、現実がよく分かる。

  現在「フリーター」の人口が増えているわけだが、今後、さらに自己責任で仕事を簡潔しないといけなく
  なってくることが予想される。とある。まさに団体責任で取り組んでいる企業もそのパラダイムを迎える
  ことになるかもしれない。まさに他人事ではない。
  若い人たちは、それらを乗り越えるエネルギーを持っているだろう。しかし、団体の活動に甘えている
  年寄りは、もう行き場がないのかもしれない。

  その他、ナショナリズム・右派と左派についての対談などなど様々な視点でかかれており、斬新な一冊
  でした。

  これも図書館で出会った一冊!ありがと。 


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