2010年12月1日水曜日

読書(387)★★★ イルカを食べちゃダメですか? 関口雄祐著

【今日の出来事】
 本日2冊目のご紹介は、イルカを食べる?の話。

【本の紹介】
 (387) イルカを食べちゃダメですか? 関口雄祐著 光文社新書
       
イルカを食べちゃダメですか? 科学者の追い込み漁体験記 (光文社新書)イルカを食べちゃダメですか? 科学者の追い込み漁体験記 (光文社新書)
関口 雄祐

光文社 2010-07-16
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 【本の構成】
  カラー口絵
  1章 イルカ追い込み漁(1) 沖でのこと
  2章 イルカ追い込み漁(2) 浜でのこと
  3章 太地発、鯨と人の400年史 古式捕鯨末裔
  4章 イルカを飼うのは「かわいそう」か?
  5章 捕鯨業界のこれから
  6章 鯨を食べるということ
  おわりに
  参考文献

  という構成となっている。

 【キーワード】
  イルカとクジラ

 【くまの感想】
  この本はイルカを食べるということに限定したものではない。
  出版社の気を引くための作戦とも考えられる。

  ■引用メモ■
   イルカとクジラを人為的にでも分けるものは何か?
   それは、体サイズである。一般的に体長4~5メートルを境に、小さいものを
   イルカ、大きいものをクジラとしている。

  ⇒ これはたまげました。さらにたまげることが続く。

  ■引用メモ■
   ところが日本は伝統的には、3つに分けてきた。イルカ、クジラ、そして
   ゴンドウである。ゴンドウの仲間は体長3~7メートルで長い口吻を持たない
   のっぺりした顔立ちを特徴としており、ちょうどイルカとクジラの間を埋める
   形になる。ゴンドウは漢字で「巨頭」「午頭」などと書き表し、頭部の特徴が
   名称になっている。
 
  ⇒ 40年生きてきましたが、初めて知った事実です。本書のいいたいことの流れ
    とは異なることかもしれないが、驚き。

  世界的に批判を受けている「捕鯨」。この問題は本当に正当なのか?
  そんなメッセージを目的としている本だと感じた。

 出会えた本に感謝。
 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!

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