【今日の出来事】
本日3冊目のご紹介は、新しいタイプの高校の話。
【本の紹介】
(399) 子どもが幸せになる学校 菅 聖子著 ウェッジ
子どもが幸せになる学校―横浜サイエンスフロンティア高校の挑戦 菅 聖子 ウェッジ 2010-11 売り上げランキング : 75296 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
第1章 サイエンスに特化した高校をつくろう YSFHの誕生
第2章 サイエンスはすべての考え方の基本 YSFHの教育理念
第3章 「なぜ?」を育むサイエンスリテラシー YSFHの授業
第4章 社会が学校を育てる YSFHの応援団
第5章 サイエンスを学ぶのは私たち YSFHの生徒たち
座談会
おわりに
という構成となっている。
【キーワード】
YSFHとは?
【くまの感想】
へぇー。こんな考え方をして作られている高等学校があったのだ。
驚きである。
私も技術系の仕事をしている傍ら、日本の教育システムについては
少しこうすればいいのにな?といった想いがあった。
横浜市が94億円という巨額の費用を投入し、「先端科学技術の知識
を活用して、世界で幅広く活躍する人間を育成する」
という理念のもとに立ち上げた、横浜市立横浜サイエンスフロンティア高校
そう、YSFHなのだ。
■引用メモ■
「先端の技術を使い、たくさん実験のできる楽しい理数科の学校をつくろう。
大学や民間企業の力を借りて、本物体験ができる学校。夢や感動を与える
仕組みをつくり、生徒がそれを感じてやる気になれば、結果はついてくるはず」
⇒ これは興味深い。しかし、大前研一さんの著書で、すでにこのような取り組み
は韓国でなされていることを知った。日本にしかない教育システムの構築
重要だ。
■引用メモ■
「サイエンスというのは『物の理』です。どんな問題であったとしても、結局
突き詰めていくと『物理的な話』と『人』しか残らない。すべては、この
ふたつに集約されます。そこには、理系も文系もなく、人の生活しか
ありません。そこが、すごく重要なんです。だから何度も言うように
いろいろな視点を持ってほしい。・・・・」
⇒ 同感だ。いい言葉。忘れかけていた。
日本にもこんな動きがあったなんて何だか嬉しくなる1冊でした。
出会えた本に感謝。
いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!ツイてる!
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