2010年4月16日金曜日

読書(119)☆☆☆ 「いらない社員」はこう決まる 溝上憲文著

【今日の出来事】
  皆さんこんばんは。寒い日が続いてますね。体調崩しやすいのご自愛のほどを。
  昨日は会社の宿泊施設に泊まったのですが、沢山の新人君たちがいました。
  夜中までうるさくてうるさくて、エネルギーいっぱいです。私も新人の頃はあのように
  騒いでいたのを想い出しました。大浴場で出会って
  ちゃんと
  「お疲れ様でした」
  と声をかける新人君。かわいいものですね。

  本日ご紹介の本は、「いらない社員」とは?

【本の紹介】
  (119) 「いらない社員」はこう決まる 溝上憲文著 光文社
       

 【本の構成】
   はじめに
   第1章   「何人切るか」はこう決まる!
   第2章   あなたは「2割のダメ社員」にカウントされていないか?
   第3章   「6割の普通の社員」すべてが不良資産予備軍
   第4章   リストラとは無縁の「2割のデキる社員」はどこが違うのか?
   第5章   <業界・職種別>
          生き残る人材に求められる資質
   おわりに
   参考文献リスト

 【キーワード】
   いらない社員、リストラ

 【印象に残ったところ】
   今日本は世界的に見て、コストの高い国。日本の製造業はどんどん海外に拠点を置き
   人件費の安いところへといってしまう。

   そんな中、日本の雇用はどうなるのだろうか?
   
   人があまりすぎてしまう。ワークシェアリングなど叫ばれているが、中々難しい問題だ。
   私達の子供たちのためにもなんとかしたい問題である。

   そんな、「いらない社員」とは? を教えてくれるのがこの本だ。

   読めば読むほど、

   「あれ。ここあてはまってたりするじゃん」

   と思ってしまうのは私だけであろうか? 

   「2・6・2の原理」
    最初の2: 会社への貢献度が高い社員
    次の 6: 普通の成績の社員
    最後の2: 貢献度が低い社員

   別の著書で、最後の2の人たちをリストラしたら、また2:6:2が表れると読んだことがある。
   なんと働きアリもそうなのだという。バランスが大事なのかもしれない。お互いに刺激しあい
   ながらこの原理に従うのかもしれない。

   さて著書の話に戻ると、昨今、普通の成績の社員6割がリストラの対象になるという
   現実にあることだ。

   じゃぁ。最初の2割になるためには? どんな人たちなのだろうと知りたくなる。

   そんなことを教えてくれる。

   例えば、

   ■ 優秀な社員というのは、半期や1年の評価にこだわらないで行動する人が多い
   ■ 目先の目標ではなく、大胆な目標に挑戦したほうが長期的に成果を出せると信じて
     行動している。
   ■ 逆境を自分の成長の糧とする自己開拓思考タイプが多い。
   ■ 何事に対してもアグレッシブに行動できる人。

   というようなものだ。なるほど。私の周りや先輩にもこのような素養を持った人は
   見かける。

   とっても読みやすい本なので軽く読むといいかもしれませんね。
   
   さぁ。2割に入れるか? 入る必要もないかもしれませんが・・・

   

 【くまのアクション】 
   自分の行動を見つめなおしてみよう。欲張らずに、目先の成果を気にすることなく
   着実に歩むためにはどうしたらいいかをしっかり考えてみよう。


 出会えた本に感謝。

↓ブログランキングに登録してみました。1クリックご協力お願いします。目指せ25位以内。

人気ブログランキングへ

いつも閲覧いただき、ありがとうございます。感謝! 見ていただいて私は、ツイてます。

0 件のコメント: