2013年3月16日土曜日

読書(77/365)★★★★ 「通貨」を知れば世界が読める 浜 矩子著

【今日の出来事】
 みなさん。こんばんは。
 どんな休日をお過ごしですか?

 今週は珍しく日本での仕事でした。
 今日も恒例のスイミング継続できています。

 2007年から開始したスイミングも現在に至っているので
 我ながら続いていてうれしい限りです。

 継続は力なり
 『今日の(よかった)from 陽転思考』
■ 今日もまったりした休日を過ごせているので「よかった」


【本の紹介】

「通貨」を知れば世界が読める (PHPビジネス新書)「通貨」を知れば世界が読める (PHPビジネス新書)
浜 矩子

PHP研究所  2011-05-26
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【本の構成】
  はじめに 通貨を知ることは、世界経済を知るということ

  第1章  我々はなぜ、通貨の動きに一喜一憂するのか?
        -「1ドル50円」に向かいつつある世界にて

       1 「お金」に翼が生えた日
       2 「ラインの黄金」を巡って
       3 為替介入は是か非か
       4 通貨の動きは読めない、しかし
       5 基軸通貨という幻想

  第2章  基軸通貨を巡る国家の興亡
        -世界経済を支配するのもラクではない

       1 大英帝国とポンド、そしてシティの栄光
       2 「通貨戦争」の勃発
       3 パックス・アメリカーナの時代
       4 「ユーロ」という新しい可能性
  
  第3章  通貨の「神々の黄昏」
        -「まさか」の連続が世界を震撼させた

       1 落日のドルにとどめを刺したリーマンショック
       2 「ユーロの夢」の終わりと現実
       3 実は世界を動かしていた「円」の知られざる実力

  第4章  これからのドル、ユーロ、そして円と日本
        -基軸通貨なき時代はどのように進んでいくのか?
       
       1 それでも「1ドル50円」になる理由
       2 遅れてきたプレイヤー「人民元」は基軸通貨になれるか?
       3 1ドル50円へ 「最善」のシナリオ
       4 1ドル50円へ 「最悪」のシナリオ
       5 ユーロ崩壊の日本は本当に来るのか?
       6 まったく新しい「円」の時代へ

  終章   来るべき「21世紀的通貨」のあり方とは?
      
    
  という構成となっている。

【キーワード】
   通貨を知ること
   基軸通貨
   1ドル50円の時代

【くまの感想】
   1ドル50円時代が来るという著者の大胆な予想。
   読むと理由が分かってくる。

   通貨って不思議な存在なのだ。
   物質的に見るとただの紙と金属。

   そこにどんな価値が付加されるのか?
   海外通貨との関係がどうなるのか?

   そこに経済という要素がからんでくる。

   この本は、丁寧に、そして割と辛口でズバッと述べてくれるの
   でとっても好きかも。

   ■自分のためのメモ■
    私が考える基軸通貨の定義は、以下である。
    「その国にとっていいことが世界中にとってもいいこと
     であるという関係が成り立っている国の通貨」
    それがすなわち、国際的基軸通貨と呼ぶに値する、
    というものである。

    ⇒ これってわかりやすいと思いませんか?
      ドルは基軸通貨の役割をしているのだろうか?
      著者はもちろんそう言っているが、私ですらそう思う。

   レーガノミクスについて、詳しく書いてあることがとても
   興味深い。今、日本ではアベノミクスとか言っているが、
   失敗した政策(たまたま成功した?)をまねるのはいかがな
   ものだろうか? ⇒ ただし、この分析は自分なりにもう少し
   実施しておきたい。

   通貨、単なる紙切れ・金属なのだが、面白い関係ができあがる
   ものである。




出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!

1 件のコメント:

みーやん さんのコメント...

継続は力なり。。。私も頑張ります。y(^^)m
ぐずらより