本日3冊目のご紹介は、趣味力:秋元康さんの本。
【本の紹介】
(4/365) 趣味力 秋元康著
趣味力 (生活人新書) 秋元 康 NHK出版 2003-04-11 売り上げランキング : 89164 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【本の構成】
はじめに
第一章 今日した仕事に「初めて」はあったか
第二章 男を強くするこだわりと偏り
第三章 僕は趣味のギャンブルから人生を学んだ
第四章 趣味探しとは自分の価値探しである
第五章 趣味は人生だ
という構成となっている。
【キーワード】
秋元康さんが考える「趣味力」とは?
【くまの感想】
この本は2003年に出版されている。10年がたっているわけであるが
秋元さんの趣味に対する考え方は大変参考となる。
当時私と同じ40代の秋元さんが、趣味を持つことについて考えている
この本は、面白い。
仕事で多忙であるのに、なぜ趣味を?
私もそのことを思ったが、この本を読むと、今だから趣味を探すべきだ
とも考えるようになる。
そして、1フレーズ 1フレーズ印象的なところがあるのが興味深い。
■引用メモ■
趣味とは”自分探し”である。
⇒ 印象的なセンテンスなのだ。
■引用メモ■
年をとるについてれ、さまざまな経験を積み重ねるということは、
初めての経験がなくなっていくということでもある。
⇒ 初体験を維持すること。これは確かに難しいのだ。
■引用メモ■
仕事はきちんとこなさなければいけない。食べるために、家族を
養うために。だからこそ、人は趣味で自由に偏りたい。自分は
どこで偏食するかというときに、趣味はその人の偏りを受け入れて
くれるのだ。
⇒ おもしろい考え方だと思うのだ。仕事と趣味の位置づけが
わかりやすい。
■引用メモ■
人は人生において経験を積んできた中で、自分の失っていた
ものを、趣味で取り戻したくなるのではないか。
⇒ これは考えさせられるテーマである。自分の失っていた
ものは何なのか? それを取り戻す趣味とは?何なのか?
著者は、陶芸を趣味としてとらえておられるが、この本が出版された
2003年から10年経った今も実践されているのだろうか?
知りたいところである。
出会えた本に感謝。 いつも閲覧いただき、ありがと!感謝!
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